シュトーレンの切り方と食べ方!ベストな厚さはどのくらい?
シュトーレン、最近はクリスマスが近くなるとパン屋さんでも見かけるようになりましたよね。
持ってみるとずっしりとして固さがあるお菓子ですが、まだあまり馴染みのない食べ物であることも事実です。
そうなると知りたいのは食べ方です。そのままかぶりつくにはちょっと大きいし(汗)、パウンドケーキのようにスライスするのかな~?なんて、迷っちゃうこともあるはず。
なので今回は、クリスマスシーズンに美味しく食べたいシュトーレンの切り方について書いていきたいと思います。
<今回の内容はコチラ>
- シュトーレンの切り方と食べ方
- シュトーレンとはどんなお菓子?
- シュトーレンの保存方法
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シュトーレンの切り方と食べ方!ベストな厚みはどのくらい?
ではさっそくシュトーレンの切り方について知っていきましょう。
シュトーレンは冒頭で触れたような、スライスして食べるのが基本になります。
ただこのスライスするやり方ですが、端の方から切っていくのは間違いです。
正しい切り方としては、一度真ん中から包丁を入れて半分に分け、同じ厚みで中心から左右交互にスライスしていくのが正解になります。
なぜ一度半分に切ってからわざわざ交互にスライスするのか?ですが、シュトーレンというのはもともと1日や2日程度で食べきるものではなく、クリスマス前の4週間ほどの間に少しずつ切って食べるものです。
なので、半分に分けて交互にスライスしていくことで、左右の長さ・切り口の大きさを同じくらいに揃えることができます。
そうすると、保存の際に左右の切り口をピタッとくっつけておけるので、乾燥しにくくなり、長期保存ができるようになる…ということです。
半分に切っても、左右どちらかだけ極端に減らしてしまうと切り口の大きさが変わってしまうため、スライスは交互に行うのがポイントになります。
説明のわかりやすい動画がありましたので、こちらも参考にするといいでしょう。(`・ω・´)
それでスライスの厚みについてなのですが、厚くても1cmくらいかな~と思います。
食感自体も固い食べ物ですので、あまり厚く切ってしまうと食べにくい、というのも理由としてあります。
本来の食べ方(クリスマスまでゆっくりと食べ進める)をしたいのであれば、シュトーレンのサイズから1日に食べる長さを計算するという方法もありますが、単純にお菓子として楽しむなら個人的にはそこまでしなくてもいいとは思います。(^^;)
最初のうちは2~3mmほどの超薄く切り分けておいて、クリスマスまでに余りそうだったら少し食べる厚みを足すというやり方をするのもいいかもしれないですね。
そもそもシュトーレンとは?どんなお菓子?
で、切り方がわかったのはいいのですが、まだそこまで深く浸透しているものではないので、そもそもシュトレーンって何?みたいな人もいますよね。
シュトーレンはドイツで食べられている菓子パンであり、生地にレーズンやナッツなどが入っています。
焼き上げた後は全体が白くなるまで粉砂糖をかけてあるので、外側からの見た目は真っ白いものとなっています。
先にも書いたのですが、ドイツではクリスマス前の4週間の間に、ちょっとずつ切り分けて食べられます。
日本にはない風習ですが、この少しずつ食べていくっていうのは、段々とクリスマスが近づいてくる楽しさがあって面白い習慣ですよね。(*^^*)
ちょっとずつ食べるということは、当然一定期間保存することになります。
なので、練り込んであるフルーツなどの風味が徐々にパンにも浸透していき、熟成されて味の変化を楽しめるものとなっています。
シーズンになればお店でも売っていますが、手作り用のレシピもあるようですので、お菓子作りが好きな人はクリスマス時期に作ってみるのも楽しいと思います。
シュトーレンの保存方法
半分に切って保存する分のシュトーレンは、まず左右の断面をくっつけておきます。
そうしたら塊の状態で全体をラップに包みましょう。ラップは2重にするとよりいいと思います。(*^^*)
ラップで包んだらジップロックに入れ、口を閉じて冷蔵庫で保存します。
ただ、冬の場合もともとの気温が低いので、暖房がかからない部屋であれば常温で置いておいてもOKでしょう。
私は普通のショートケーキなんかも、冬は廊下に置いています。(箱が冷蔵庫の場所を取るんですよね。笑)
なおシュトーレンは、半分にカットする前にラップで包んでからそのまま外さずに切ると、粉砂糖が周りに散ることなく綺麗に切ることができます。
(スライスしたものは、ラップをしっかりと取り除いて召し上がってください)
この状態のシュトーレンは左右にラップがついたままになりますが、保存の仕方は同じです。左右の断面を合わせてから全体をラップで包み、ジップロックに入れて冷蔵庫(または気温が低い部屋)で保存します。
シュトーレンの切り方についてまとめ
シュトーレンはスライスして食べますが、端からではなく、まずは半分にカットしてから左右交互に中心からスライスしていきます。
シュトーレンは一度に食べるのではなく、ゆっくりと少しずつ消費するものです。
なので、交互に切るのは後々左右の断面を合わせ、保存を効かせるための方法なので、長持ちさせるためにもぜひ実践してみてください。(*^^*)
ナッツやドライフルーツなども入っており、結構ボリュームがある食べ物なので、一度に食べるとカロリーも心配ですからね。日持ちさせましょう。(笑)
それにちょっとずつ食べるというのは、クリスマスが一日ずつ近づいてくるというワクワクを感じられると思います。
冬のシーズンをより楽しくしてくれるお菓子だと思いますので、取り入れてみるとよりクリスマスを盛り上げてくれるでしょう。(`・ω・´)
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