餅つきの日にちで縁起がいい日・悪い日はいつ?適する日取りとダメな日は?【2019~2020】
年末年始の行事として、餅つきはひとつの目玉ですよね。(*^^*)
人が集まって協力しながらつくお餅はその段階も楽しいですが、なによりつきたてのお餅の美味しさはその瞬間ならでは!という感じです♪
ですが餅つきを行うにあたって、ふと「日にちはいつにしたらいいのかな?」という疑問が浮かぶこともありますよね。
新しい年のための大切な行事なので、縁起が悪い日に行いたくはないです。なので、今回は餅つきをしないほうがいい日と適する日について、書いていきたいと思います。
<今回の内容はコチラ>
- 餅つきの日にちで縁起が悪い日はいつ?
- 餅つきに適する日は何日?
- 餅つきの時期と年末年始に行う理由
今回の内容は、餅つきはいつやろうかな?と迷っている時の参考にしてみてください。(`・ω・´)
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内容
餅つきの日にちで縁起が悪い日・ダメな日はいつ?
まずは餅つきを行わないほうが良い日、つまり縁起が悪い日についてです。
12月29日
29日の9という数字は「苦」を連想させ、苦餅(苦持ち)として縁起が悪い日とされます。
また、29は「二重に苦しむ」という解釈ができることも縁起が悪いとされる理由です。
ただ、その一方で29は「福(ふく)」とも読めることから、福餅で縁起がいいとする地域もあります。
2を「ふ」とはあまり言いませんが、ひ(1)、ふ(2)、み(3)、という数え方もありますし、「ふたつ」って言いますから読み方としてはおかしくないんですね。
縁起がいいのか悪いのか?ちょっと悩ましいですね。(^^;)
12月31日
12月31日というと大晦日なわけですが、この31日に飾ることは「一夜餅」と言われています。
正月飾りも一夜飾りはNGとされていますよね。
一夜餅が良くない理由としては、お正月の飾りというのは神さまを迎えるためにするものなので、一晩でせわしなく用意するというのは神様に対しての失礼に当たる、とされているからです。
慌てて準備するというのはお通夜や葬儀といった弔事の飾り方を思い起こさせる、というのも理由としてあるようですね。
また、鏡餅は一晩ではきちんと固まりきらず、二段重ねになったお餅が沈んでしまうので、縁起が悪い…とも言われています。
12月26日
26日の6は「ろくなことがない」「ろくでなし」といった語呂合わせになることから、縁起を気にする人にとってはあまり良い日とは言えません。
仏滅に餅つきをしてもいい?
仏滅ってあまりいいイメージがない日ですが、そもそも仏滅とはどんな意味なのでしょうか?
結婚式などおめでたいことを避けるってことはよくありますが、アバウトな印象だけで詳しくは知らない、なんていうこともあると思うので、ウィキペディアから引用してみました。↓
仏滅(ぶつめつ)は、六曜における大凶日。もとは「虚亡」といい勝負なしという意味で、さらに「空亡」とも称されていたが、これを全てが虚しいと解釈して「物滅」と呼ぶようになり、仏の功徳もないという意味に転じて「佛(仏)」の字が当てられたものである[1][8]。
仏滅は万事に凶であるとされる[1]。この日は六曜の中で最も凶の日とされ、婚礼などの祝儀を忌む習慣がある。この日に結婚式を挙げる人は少ない。そのため仏滅には料金の割引を行う結婚式場もある。他の六曜は読みが複数あるが、仏滅は「ぶつめつ」としか読まれない。
字面から仏陀(釈迦)が入滅した(死亡した)日と誤解されることが多い。しかし、六曜は仏教に由来するものではなく上述のように無関係である[1]。釈迦の死亡日とされる2月15日が旧暦では必ず仏滅になるのは、偶然そうなっただけである。
「何事も遠慮する日、病めば長引く、仏事はよろしい」ともいわれる。
また『物滅』として「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」とされ、「大安」よりも物事を始めるには良い日との解釈もある。
引用:ウィキペディア「六曜」仏滅の項目より
うーん、「仏滅は万事に凶であるとされる」と書かれる一方で、「物が一旦滅び、新たに物事が始まる」という解釈もあるようですね。
後者の考えは、年末年始というこれから新しい年が始まるというタイミングに適していると言えるかもしれません。
ただ、仏滅というのは悪いイメージが先行しているので、縁起を気にする方にとって良い印象はないと思います。
(うちの祖母とか、すごく気にする人だったんですよね…)
とくに餅つきというのはひとりで行うことではないと思いますし、悩む場合は避けるほうが無難と言えます。
なお、2019年12月25日~2020年1月前半で年末年始の仏滅は以下の日付になります。
- 2019年12月30日(月)
- 2020年1月5日(日)
- 2020年1月11日(土)
では、餅つきをしてもいい日にちは?縁起のいい日はある?
餅つきを避けたほうがいい日はわかりましたが、では逆に縁起のいい日はいつなのか?知りたいですよね。
先の「12月29日」「12月31日」「12月26日」以外であればOKとは言えますが、縁起が良いということにこだわるならオススメは「12月28日」です。
なぜ12月28日が良いのか?ですが、「8」という数字は漢字にすると「八」となり、下の方が広がって見えますので、「末広がり」として縁起がいいとされているからです。
末が広がっている、ということは発展や繁栄といったことに繋がるとされており、たとえば富士山も末広がりの形をしているので縁起物です。
「八」←富士山に見えません?(笑)
これにかけて、来年はもっと先が開けるように、運が開けるように…といった願いを込めて、12月28日に餅つきを行ってみると良いかもしれません。
なお12月29日は先に書いたように解釈次第で縁起がいいとも言えますが、悪い意味が気になるときは他の日にしたほうが良いと思います。(^^;)
あとは大安に餅つきをする、という手もあります。ただ、大安自体が年末年始の都合のいい日に当たるとも限りません。
たとえば2019年の12月25日以降では大安が、
- 2019年12月31日(火)
- 2020年1月6日(月)
- 2020年1月12日(日)
となっているので、年末で一番準備とタイミングが合いそうな日だとちょうど大晦日なんですよね…。(´・ω・`)
12月25日より前だと、一応2019年12月21日(土)も大安ですが、クリスマス前でちょっと早すぎる感じもしますし…ん~、今回は12月28日が一番良さそうですね。
餅つきの時期っていつごろ?年末や正月に行う理由は?
餅つきは、年末やお正月に行われることが多い行事ですね。
年末に餅つきをするのは「鏡餅」を準備するためですが、この鏡餅はお正月に訪れる歳神様(年神などとも呼ばれる)へお供えするために作るものです。
鏡というのは神様の象徴であり、昔の丸い形の鏡をお餅で表現したことで、鏡餅と呼ばれるようになりました。
訪れた歳神様は鏡餅に依るとされており、そのお餅には年神様の魂が宿ると言われます。
このありがたいお餅を分けて与えられたのが「お年玉」の由来とされ、もともと「お年玉」は「お年魂」との意味があったとされています。
お雑煮としてこのお餅を食べることで、神様から生命力をいただくことができ、新しい年の力がつくと言われています。
餅つきに関しては特別なハレの日に行われてきたものでもあるので、新しい年になってからも、おめでたいという理由で行われています。
餅つきの日にちについてまとめ
餅つきをしないほうがいい日にちとしては12月29日・12月31日・12月26日になり、それ以外の日付であればOKと言えます。
より良い日を選びたい、というときは「12月28日」にすると8(八)が末広がりなので縁起がいいですよ。
12月29日については9という字が「苦」を思い起こさせるので良くない…という一方で、「29=福(ふく)」となり逆に縁起がいいとする場合もあります。
これに関しては人それぞれの解釈もありますし、地域にもよるところです。
数字の4もそうですよね。幸せの4(し)と捉えることもできれば、死(4)をイメージすることもできます…。(´・ω・`)
また、仏滅の日もスタートに適する意味があるので、年末年始に行う餅つきには意味が合っていると解釈することができます。
ただ餅つきというのは通常ひとりで行うものではないので、わからない場合悪い意味を含んだ日にはやらないのが無難かと思います。
年末で楽しみな行事・食べ物といえば、他に年越しそばもありますよね。
大晦日に食べるもののイメージですが、正しい時間やタイミングって案外知らないものではないでしょうか。
これらの疑問についてはコチラをどうぞ。↓↓
大晦日以外に食べてはダメなのか?といった内容も書いています。