卵焼きは冷凍できる?日持ちの期間や保存のコツは?
「卵焼きは冷凍しても大丈夫?」
「冷凍するときのコツは?」
おかずやお弁当には、卵料理の定番である卵焼きを作る人も多いと思います。(*^^*)
でもおかずを毎日作るのって大変ですし、お弁当に入れる場合は何品も作らなければいけないわけなので、できれば一度に作って冷凍しておきたいですよね。
卵焼きは冷凍することはできますが、通常のレシピや作り方で凍らせちゃうと実はあまり美味しい卵焼きにはならないんです…!
<今回の内容はコチラ>
- 卵焼きを美味しく冷凍するコツ
- 卵焼きを冷凍できる期間(日持ち)
- 卵焼きの解凍方法
- お弁当の場合の卵焼きの解凍について(注意点アリ)
この記事の内容を実践すれば、卵焼きを凍らせることでマズくなっちゃう要素を排除し、冷凍しても美味しく食べれるようになります♪
はじめて卵焼きを冷凍する方も、以前にやってみてうまくいかなかった方も、ぜひ試してみてください。
(^ω^)
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内容
卵焼きを冷凍したい!美味しく冷凍するコツは?
冒頭でも言ったとおり卵焼きは冷凍できますが、何も考えずに作って冷凍すると解凍後にボソボソするといった、あまり美味しくないものに変わってしまいます。
なんでも水分が多い食品は冷凍すると中の水分も凍って体積が増えるので、このとき周りの組織を壊してしまい食感が悪くなるのだそうです…。
これを回避するにはちょっとしたコツがあり、凍らせる前に作り方から変えていく必要があります。
まずは調味料・調理方法から気をつける
冷凍すること前提で卵焼きを作る場合は、まず入れる調味料を工夫しましょう。
<卵焼きを冷凍する場合に入れると良い調味料>
- マヨネーズを入れる:フワフワな卵焼きが出来上がる。時間が経ったり冷凍してもフワフワ。
- 砂糖を入れる:保水効果があるのでしっとりと出来上がり、冷凍したときのパサパサを防いでくれる
- 片栗粉を入れる:卵焼きから水分が抜けるのを防いでくれる。しっかりとした仕上がりになる
なお、だし汁を使うとパサパサになりやすいので、この場合は代わりに顆粒だしを使うといいですよ。
冷凍卵焼きを作る場合は、できるだけ水分が少ない卵焼きにすることで食感が悪くなるのを防げます。
なので、加熱する際は半熟ではなくきちんと火を通してください。
半熟だと解凍したときに水分が抜けて、パサパサになってしまいます。
半熟は保存向けではないので、食べたいときに作るのが一番ですね。
入れる調味料とコツがわかったので、次に参考になるレシピを紹介したいと思います。
冷凍向け卵焼きの作り方(レシピ)
まあ、レシピといっても普段の卵焼きにいつもと違う調味料を混ぜて、きちんと焼けばOKなのですが、分量とかマネしてみるといいですね。
今回はこちらのクックパッドのレシピを参考に、紹介したいと思います。↓
<材料>
- 卵:4個
- 砂糖:大さじ1
- 塩:少々
- マヨネーズ:小さじ1
- 片栗粉:小さじ2
- 水:小さじ2
<作り方>
- 卵以外の調味料をボウルで混ぜ合わせる
- 1に卵も入れて混ぜる
- フライパンで卵を焼く(きちんと火を通すこと)
こちらのレシピは、元サイトだと冷凍のままお弁当に卵焼きを入れているみたいですが、弁当箱の中で自然解凍はちょっとおすすめできないんですよね。(^^;)
(なぜ冷凍状態で直接お弁当に入れないほうがいいのかについては、後半(ココをクリックすると飛べます)で解説しています。)
本体が完成したら、次はいよいよ冷凍するための準備に入ります。
卵焼きの冷凍方法
卵焼き本体を作ったら、まずは冷凍する前にきちんと冷ますようにしましょう。
理由としては熱を持ったまま冷凍すると余分な水分が増えてしまうので、冷めてから凍らせたほうがいいのです。
卵焼きが十分に冷めたら使いやすい大きさに切り、1回分(1食分)ずつラップに包みます。
(小分けにして冷凍することで、食べたいときに食べたい分だけ使うことができます)
お弁当に入れるなら、1回に入れる量で分けて冷凍するといいですよ♪
ラップに包んだらジップロックに入れ、中の空気をできるだけ抜いてから密閉し冷凍庫に入れましょう。
卵焼きを冷凍できる期間(日持ち)は?
さて卵焼きはどのくらいの期間冷凍保存できるか(いつまでに食べたほうがいいか)についてですが、卵焼きの場合1~2週間程度です。
ただ、卵は悪くなりやすい食材なのでできるだけ早めに消費するようにしましょう。
冷凍卵焼きの解凍方法
冷凍した卵焼きをどのように解凍するかについてですが、基本は食べる日の前の晩に冷蔵庫に移して、解凍するのがおすすめです。
卵焼きの場合、冷えた状態でも美味しく食べられますので、解凍が済んだらあとは食べても大丈夫ですよ!
冷蔵庫に移し忘れたりですぐに食べたい場合は、電子レンジで温めて解凍してもOKです。
お弁当の場合はどんな風に卵焼きを解凍する?
【注意】冷凍したものをそのまま入れるのはおすすめできない
卵焼きといえばお弁当に入れる定番の料理ですよね。
最近は冷凍のままお弁当に入れて自然解凍で食べられる!みたいな市販の冷凍食品も多いので、そのノリでご家庭で作った卵焼きも入れたい、みたいな方もいると思うんですが…。
ですが、手作りの場合は冷凍状態でお弁当に入れることはおすすめできません。
なぜかというと、自然解凍をしている間に食中毒の原因となる菌が発生しやすくなるので、衛生面で問題があるのです。
(市販の、冷凍のままお弁当に入れてOKな冷凍食品にはしっかりとした基準があるので、販売が可能となっているのです。)
また、お弁当の中で自然解凍させると水分が出てくるので、食中毒の原因となる菌が繁殖しやすくなるのも理由です。
まあ、冷凍のまま手作りおかずをお弁当に入れても、別に食中毒になったことないよ~って言う方もいるのですが…万が一のことを考えると、やめたほうがいいでしょう。
(やるなら自己責任でお願いします…)
ではお弁当に冷凍卵焼きを使いたい場合、どのように解凍する?
通常と同じ方法になるのですが、お弁当に入れる場合も前日の夜あたりに冷凍庫から冷蔵庫に移して解凍、がいいですね。
うっかり解凍し忘れていたり、急いでいるときはレンジで温めるといいですが、この場合お弁当には冷ましてから入れるようにしましょう。
なぜかっていうと、熱を持ったままおかずを詰めると水蒸気によって中が蒸れるので、食中毒の面で問題があるからです。
余談ですがお弁当に入れる卵料理はきちんと加熱しておくこと(食中毒の問題で)が大切です。
また卵焼きに限らず、お弁当に入れる料理はできるだけ水分を少なくすることで、雑菌の繁殖を抑えることができます。
今回紹介した調理方法であれば卵焼きの水分も少ないですし、しっかり火が入っているので、お弁当には向いているかなと思いますが…。
卵焼きの冷凍方法まとめ
おかずを冷凍できると非常に便利ですよね、食べたいときに作る手間が省けるので。(*^^*)
ただ卵焼きを冷凍すること前提で作る場合は、何も考えずに冷凍庫に突っ込むのではなく、まずは作り方から気をつけるようにしましょう。
マヨネーズなどの調味料を加えたり、火をきちんと通すことを意識して、焼いたらよく冷まし、ラップとジップロックに包んで凍らせるようにしてください。
卵焼きは冷凍でもできるだけ早めに、長くても2週間以内に食べきってくださいね~!
今回は加熱した卵(卵焼き)の冷凍方法でしたが、実は生の卵も冷凍することができます。
こちらのページでは生卵の冷凍・解凍方法はもちろん、冷凍した卵の調理方法についてもまとめているので、卵がつい余ってしまう方はぜひ見てみてください~!
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