わらびの【茹で時間・茹で方・下ごしらえ】方法!あく抜き後の食べ方や保存方法は?
春の山菜の代表的なものとして、わらびは最初に挙げられるのではないでしょうか。
わらびはアクが強い上に毒性がある山菜なので、しっかりと茹でる必要があります。では、その茹で時間はどのくらいなのでしょうか。
<今回の内容はコチラ>
- わらびをあく抜きするときの茹で時間
- 茹でたわらびの食べ方・レシピ
- ワラビの茹で方・下処理方法
- あく抜き後のわらびの保存・冷凍方法
今回はわらびの茹で時間やアク抜き方法の他、茹でた後の食べ方・保存方法について書いていきます。
このページで、ぜひわらびの扱い方を知っていってください。(*^^*)
内容
わらびの茹で時間!どのくらい茹でればいい?
わらびのアク抜きをする場合は、基本的に重曹を使う場合が多いと思います。
(昔は木灰が一般的だったようですが、今ではあまり見かけないものですよね…)
重曹の場合の茹で時間は、沸騰したお湯にワラビと重曹を入れたら10秒くらいでOKです。茹でたらあとは水につけて、30分くらい待てばアク抜きできます。
なお、重曹がないときは小麦粉と塩でもアク抜きできます。
この場合、水に塩と小麦粉を入れて沸騰させたら、わらびを入れて3~4分くらい茹でます。
その後、水にわらびを移して10分ほど経てばアク抜きができます。
茹でたわらびの食べ方やレシピ
アク抜きが終わったら、あとはわらびを調理に使うだけです。
今回は、おすすめの食べ方(レシピ)をふたつ紹介します。
1:鶏肉と一緒に!炊き込みご飯
炊き込みご飯というのはなぜあんなにも食欲が進むのか不思議なものですが(笑)、わらびでも炊き込みご飯を作ることができます。
山菜って言うとちょっと大人向けの食べ物って感じですけど、炊き込みご飯なら大人から子供まで楽しめると思います。
お子さんがいるご家庭でもやってみるといいかも。(^ω^*)
出汁につけたお米に、わらびと鶏肉を入れて炊きます。↓↓
2:たけのことわらびで春の煮物
煮物は定番の食べ方かな?と思うのですが、わらびとたけのこをいっしょに煮物にすると「春!」って感じの料理になりますよ。
たけのことわらびを食べやすい大きさに切って、弱火で煮込んでいきます。
煮物は基本、切ったら調味料を入れて煮るだけなので、時間は少し必要ですが手間はそこまでかからないかなと。
油揚げのほか、煮物だとにんじんや厚揚げなどを使ってみても合うと思います。
あれば彩り用にさやえんどうを使うと見た目も良くなりますよ。
わらびのあく抜きの仕方(茹で方・下処理方法)
今回は、重曹または小麦粉+塩を使った2つの方法を紹介しますね。
家にある方の材料を使って、やってみてください。(*^^*)
<重曹バージョン>
【用意するもの】
- ワラビ
- 水
- 重曹
【手順】
- ワラビの下の固い部分を切り落として水で洗う
- 鍋に水を入れて沸騰させ、ワラビと重曹を入れて10秒くらい茹でる。重曹の分量は水1Lにつき大さじ1。
- ボウルなどに水を入れて、茹でたワラビを30分くらい浸ける
<小麦粉と塩バージョン>
【用意するもの】
- ワラビ
- 水
- 小麦粉
- 塩
【手順】
- ワラビの下の固い部分を切り落として水で洗う
- 鍋に水、小麦粉、塩を入れてよく混ぜる(泡だて器がおすすめ)。分量は水1Lにつき小麦粉が大さじ4、塩小さじ2。
- 2の鍋を火にかけて沸騰させる。沸騰したら火を弱めてワラビを入れ、3~4分煮る。
- 茹で上がったわらびを10分くらい水にさらす
あく抜き後のわらびはどう保存する?冷凍は可能?
アクを抜いたわらびは、水に浸けた状態でも2~3日であれば冷蔵庫で保存できます。その場合、毎日水を取り替えましょう。
すぐに使えそうな量であればこの保存の仕方でもいいと思います。
また、ワラビは冷凍することもできます。
冷凍の仕方ですが、まずワラビの水気を切って使いやすい長さにカットします。そしたら1回で使う量ずつラップで包み、フリーザーパックに入れます。
または、ワラビを一旦流水で洗ってからフリーザーパックに水と一緒に入れ、冷凍する方法もあります。(水がもれないようにしっかり封をしましょう)
あとは冷凍庫に入れればOKです。
前者のラップで包むやり方の方は解凍するとスジが気になるので、凍ったまま煮物などに入れましょう。
冷凍の場合、賞味期限としては1~2ヶ月ですが、早めに食べたほうが美味しいと思います。
量が多くて一度で食べきれないときは、冷凍がいいかなと思いますね。
わらびの茹で時間や扱い方についてまとめ
わらびのアク抜きの際、茹で時間は重曹であれば10秒くらい、小麦粉と塩なら3~4分くらいです。
どちらもそう大きくやり方は変わらないので、お家にある方の材料でやってみてくださいね。
わらびは、私も祖父といっしょによく山で取ったことがあったので、見るたびに思い出します。(*^^*)
春だからこそ味わえるものだと思います。今回の内容のアク抜きや保存を試して、美味しく食べられるといいですね。
そういえば、わらびの名前がついた「わらび餅」ってありますよね。
あれって見た目も味もワラビっぽくないですけど、本来のわらび餅であれば原料にわらびが使われているそうですよ。