鏡餅の食べ方!真空パック(市販)の場合の取り出し方や切り方は?
鏡餅と言えば定番のお正月飾りですよね。
昔ながらの鏡餅であれば、餅つきをしてそのまま飾ったものを鏡開きの日に割って食べます。
しかし最近では、市販品でよく真空パックに入ったものも売っています。
この真空パックタイプの鏡餅は100円ショップなどでも売っていて手軽な上に、衛生的でもあるのが利点ですが、どのように食べたら良いか迷わないでしょうか。
具体的には、
「鏡餅は真空パックからどうしたら簡単に取り出せるのか?」
「塊の大きい状態の餅はどうやって切ったり食べれば良いのか?」
といったことですよね。
なので今回は真空パックの鏡餅に注目した、その食べ方についてまとめていきたいと思います。
<今回の内容はコチラ>
- 鏡餅の取り出し方・切り方・食べ方
- ┣パックのままお湯で茹でる方法
- ┗容器から取り出して、切ってから食べる方法
- 真空パックの鏡餅の美味しい食べ方は?
- 鏡餅は切らないほうがいい?
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内容
鏡餅の食べ方!【真空パックの場合】取り出し方や切り方は?どのように食べればいいの?
取り出し方・食べ方についてはいくつかやり方があるので、それぞれ紹介しますね。
1:パックの状態のままお湯で茹でる方法
まずはパックそのままの状態で、沸騰したお湯で茹でるやり方です。
この方法ではパックを開けずに加熱するため、中身を取り出すときにはお餅がすでに柔らかくなっています。
なので加熱し終われば包丁で切り分ける必要がなく、そのままお雑煮やぜんざいなどに入れて食べることが出来ますよ。(*^^*)
<パックに入ったままお餅を茹でる方法>
- 大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸騰させ、鏡餅の封は切らずにお湯の中に入れる。そのまま15分くらい加熱する
- 時間が経ったらおたまなどでお湯の中の鏡餅を取り出す
- ボウルなどに水を張り、2の鏡餅を入れて2~3分冷ます
- 粗熱が取れた3の鏡餅を水から出す。パックの底にあるフチをハサミで丸く切り取って、フィルムも剥がす
- あとはパックの中にあるお餅を、水で濡らしたスプーンなどでかき出す
- その後おしるこ、お雑煮など好きな食べ方で頂きましょう♪
複雑に見えますが、要はパックそのままの鏡餅をお湯で温めて、柔らかくなった中身を取り出して食べるということです。
一応手順1の加熱時間を15分としていますが、時間は大きさによって調節が必要となります。
お餅をかき出すとき、スプーンを水で濡らしておくことで餅がくっつきづらくなるので、パックから出しやすくなりますよ。餅とり粉を用意しておいてもOKです。
この方法の利点としてはお餅を包丁で切らなくていいので、固いものを切るのが苦手な場合はおすすめのやり方ですね。
2:容器から取り出し、切ってから食べる方法
次に容器から出して、切ってから食べる方法です。
中身が個包装のタイプであれば使いやすいのですが、まるの塊で入っている鏡餅の場合は、パックに密着してちょっと出しづらいんですよね…。(´・ω・`)
このような場合は、取り出し方がいくつかあります。
- 電子レンジで加熱する
- 包丁やハサミで切り込みを入れる
- パックのまま縦割りする
パックのまま縦割りはそのままなので(笑)、他2つのやり方を紹介しますね。
電子レンジで加熱する
まずはレンジで加熱する方法を紹介します。
加熱することで取り出しやすくなる&柔らかくなるので、そのままの状態より包丁で切りやすくなるのが利点です。
<レンジ加熱してから切る方法>
- パックの底にあるフチをハサミで切り取り、フィルムを剥がす
- 耐熱皿にフィルムが付いていた方を上にして乗せ、電子レンジ500Wで40秒~1分加熱する
- 加熱し終わった鏡餅の包装を揉んで空気を含ませ、両手の親指を鏡餅の頭の方に、他の指は底にひっかけて、中の餅を押し出す
- 使いやすい大きさに包丁で餅を切り、好きな食べ方で頂く
レンジの場合は、コチラのレシピを参考にどうぞ。↓↓
包丁やハサミで切り込みを入れる
次に、包丁・ハサミで切り込みを入れてから取り出す方法です。
刃物を使う方法なので、手元には充分に気をつけながら行ってください。
お餅を切るときだけではなく、パックにも刃を入れるので、刃物の扱いに自信がない人はレンジのほうが良いかと思います。(・ω・´;)
まずは包丁でのやり方から。最初に底のフィルムを剥がしておきましょう。
包丁の先の方を使って、パックの上からグリグリとまっすぐ切り込みを入れていきましょう。
以下の赤線のような感じです。(写ってないですが、奥も同じです)
そうするとパックの中に空気が入って、パカッと割るように簡単に外すことができます。
次にハサミを使った方法です。ハサミの場合、丈夫なキッチンバサミがおすすめです。
- パックの底にあるフチのはみ出た部分を、ハサミで切り取る
- パックの下部から餅と包装の間にハサミを入れ、上に向かってちょっとずつ切れ込みを入れていく
- そのまま包装の一番上まで、真っ直ぐ切り込みを入れる
- 切り込みを入れることが出来たら、両手を使って包装を広げ、餅を取り出す
4の包装を広げるときは、包装の切り口で手を切らないよう充分注意して行ってください。
これで包丁・ハサミそれぞれでお餅を取り出すことができたわけですが、このままだと丸のままなので食べやすいサイズに切り分けます。
鏡餅の場合、上段・下段に分けて切ろうとするとバランスが悪いので、上から包丁を入れてお好みの等分に切り分けてください。
固いときは、上から包丁に体重をかけるようにすると切りやすくなります。
ただこうすると包丁の背が手にめり込んで痛いので(汗)、布巾を当てたり軍手をつけたりして手を保護してあげるといいでしょう。
面倒なときは越後製菓の『押すだけポン』や『開いてポン』のシリーズが便利です。
真空パックの鏡餅を使った美味しい食べ方やレシピ
真空パックの鏡餅はカタチがちょっと違うだけで、食べやすいサイズに切ってしまえば通常のお餅と同じように食べることが出来ます。(*^^*)
(※パックをまるごとお湯で茹でた場合は、切る必要はありません)
定番は、
- お雑煮
- ぜんざい、おしるこ
- きなこ餅
などですね。(`・ω・´)
こちらの動画では、ダイソーの鏡餅を焼いて食べていますね。
またちょっと変わった食べ方で、レンジでおかきを作れます。
コチラのレシピでは、パックから取り出した鏡餅を切らずに使っています。
水につけた鏡餅を冷蔵庫で半日以上置き、フライパンで加熱して作ります。
鏡餅は切らないほうが良い?
鏡餅を食べるのは通常鏡開きの日ですが、これは元々武家の風習としてあったもののため、「切る」という行為は切腹を連想させます。
そのため、本来なら鏡餅を包丁で切るというのは縁起が悪いとされているのです。
ただ、今の時代は鏡餅を刃物で切るのは一般的ではあるんですけどね…現代では切腹なんて普通しないですからね。(^^;)
でも縁起が悪いというのが気になる場合は、今回紹介したパックのままお湯で茹でる食べ方であれば、切る必要がないのでおすすめの方法です。
また本来のやり方であれば、十分に乾燥したお餅をハンマーなどで割って食べます。
真空パックの場合でこれを行いたいときは、鏡開きの日が来る前に事前に干したりなどして乾燥させておくといいでしょう。
鏡餅の食べ方で真空パックの場合まとめ
真空パックに入った鏡餅の食べ方については、いくつか方法がありますので、これは良さそうだと思ったやり方を試してみてください。
鏡餅自体はおしるこやお雑煮など普通のお餅の食べ方が出来ますよ。(*^^*)
なお、鏡餅を食べる鏡開きの日については地域によっても違うので、詳しく知りたいときはコチラをご覧くださいね。
上記のページでは鏡餅を飾る期間についてをメインに書いています。
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