スティックシュガーの賞味期限はどれくらい?適した保存方法は?
スティックシュガーといえばコーヒーや紅茶に使うものですが、もらったり購入してから随分経ったものが出てくることってありますよね。
大袋のまま未開封だったりとか。(^ω^;)
慌てて賞味期限を確認するわけですが、どこにも表記がない!なんていう事態になります。
長く放置してしまったスティックシュガーは食べられるのでしょうか?今回はスティックシュガーの賞味期限について見ていきます。
<今回の内容はコチラ>
- スティックシュガーの賞味期限はどのくらい?
- 使わないほうが良いスティックシュガーの状態
- スティックシュガーに適した保存の仕方
内容
スティックシュガーの賞味期限はどのくらい?表示がない理由って?
手元にスティックシュガーの大袋がある方は見てほしいのですが、ほとんどの場合は賞味期限の表記がないと思います。
なぜ書いていないのか?というと、砂糖は期限の表示を省略してもよいとされているからです。
基本的に、食品には「賞味期限」や「消費期限」の表記をすることが義務付けられていますが、砂糖は長期間でも適切に保存していればほとんど品質が変化しないので、表示が免除されているのです。
品質の変化がほどんどないということは、そもそもの賞味期限切れという考えもなくなるわけです。
なので、「賞味期限はこのくらい」という期間の目安はなく、現在の状態がどうなのかで判断します。
シャカシャカッと振ってみて、中身の砂糖がサラサラしていれば使って大丈夫でしょう。
また砂糖は水分を含まない食べ物です。水分がないということは微生物が増殖せず、腐ることがないということです。
極端に湿度が高い場所で保存した場合は腐ることもありえますが、基本的には滅多に腐ることはありません。
スティックシュガーを使わないほうが良い状態は?
スティックシュガーに使われる砂糖は基本的にグラニュー糖です。
そのグラニュー糖が以下のような状態になっていたら、品質が劣化しており、痛んでいる可能性があります。
- 湿気ていて、溶け出している(傷んでいる可能性アリ)
- 部分的に変色が見られる(外から何らかが染み込み、汚染された可能性アリ)
ただ全体的に変色している場合は、問題ありません。
砂糖を長く保存すると起こる変色というのは、含まれるアミノ酸がメイラード反応と言う現象を起こし、褐色に変化するからです。この場合は健康に害はありません。
スティックシュガーに適した保存方法
スティックシュガーに使われるグラニュー糖は、もともと保存性が高い食品です。
なので手間のかかる方法をとる必要はなく、冷暗所の常温で保存する、ということを意識すればOKです。
また、食品の保存というと冷蔵庫に入れたくなる方もいるでしょう。
冷蔵庫の場合、開閉の回数が多いと結露が起こります。水分がNGな砂糖にとっては良くありませんし、冷やしてから常温に戻すと湿気てしまいますので、冷蔵庫で保存するのは開閉が少ないのであればOKと言えます。
なお、砂糖にはニオイを吸着しやすいという特徴があるので、ニオイが強いものの近くに置いておかないのもポイントです。
湿気が心配な時は、スティックシュガーの中身を別の容器に移すといいですよ。
グラニュー糖は湿気が原因となって固まってしまうことがあるので、湿気を防いでくれる入れ物に移してあげれば、塊になるのを防ぐことができます。
湿度やニオイから影響を防ぐためには、密閉できる容器で保存するといいでしょう。
除湿剤(シリカゲルなど)を一緒に入れてあげると、より湿気を防ぐことが可能です。
スティックシュガーの賞味期限についてまとめ
スティックシュガーには賞味期限の表示が必須ではないため、袋に書いてないことが多いでしょう。
よほどのことがなければ腐ることはありませんし、長く保存しても品質の劣化がほとんど起こらないものであるため、振ってみて中がサラサラしているようであれば使ってOKかと思います。
保存の仕方としても冷蔵庫に入れると結露が起こるかもしれませんので、基本的には常温の冷暗所で良いです。
ちなみに、私はスティックシュガーを冷蔵庫でしばらく冷やしてから室温に戻したことがありますが、ガチガチに固まってサラッと出てこなくなってしまった経験があります。(^^;)
固まっても使えないことはないのですが、中身が非常に出しにくいです。
スティックシュガーのサッと入れられるという利点がなくなってしまうので、とくに理由がなければ保存は常温でいいでしょう。