バナナの賞味期限(日持ち)と保存方法!傷んだ見た目の特徴は?
バナナは皮をむいてそのまま食べられる他、ヨーグルトに入れたりスムージーにしたりなど用途が広い果物ですよね。
でも、バナナってなんとなく日持ちがしないイメージがあります。買って放って置くといつの間にか黒くなっているんですよね。(´・ω・`)
バナナは基本常温で保存すると思うのですが、この場合の賞味期限はどうなるでしょうか。
<今回の内容はコチラ>
- 常温・冷蔵・冷凍でのバナナの賞味期限と保存方法
- 傷んだバナナの特徴・見た目
- バナナの食べごろ(甘いバナナ)を見分けるには
バナナは常温だと傷むのが早いのですが、冷蔵庫や冷凍での保存をすると期限を伸ばすことが出来ます。
今回は、これらの保存の仕方についても紹介していきます。
ぜひ、いろんなバナナの保存の仕方を知って、自分に合った方法を試してみてください。(*^^*)
内容
常温でのバナナの賞味期限と保存方法
バナナは基本的に常温で保存します。
常温保存での賞味期限としては、夏は2~4日ほど、冬は1週間~10日くらいです。
このあとに冷蔵・冷凍での保存の仕方も紹介しますが、バナナは冷蔵庫や冷凍庫に入れてしまうと追熟が止まってしまいます。
なので、ある程度熟するまでは常温で保存することをおすすめします。(※食べごろバナナの見分け方は後半で紹介)
常温でのバナナの保存方法ですが、以下のようなやり方があります。
- 吊るして保存する(ハンガーなどを利用する)、または山型になるように置く
- 房から切り離して1本ずつ保存する
- 冬は温かい場所に、夏は涼しい場所に置く
1:ハンガーやバナナスタンドで吊るして保存する・アーチ状に置く
バナナはそのまま置くと、地面に触れているところに重みがかかって傷みやすくなります。
なのでハンガーやバナナスタンドで吊るして保存するか、またはバナナの形が山型(アーチ状)になるように置くのが有効です。
2:房から取って1本ずつ保存する
バナナは柄の部分からエチレンガスという追熟を早める成分を出します。
そのためバナナを房のまま保存しておくとお互いに追熟を促してしまいます。
なので長持ちさせたいときは房からバラし、1本ずつ分けて保存しましょう。
また、柄の部分をラップで包んでも長持ちします。
周りにリンゴなどの別のエチレンガスを出す果物がある場合は、柄にラップをした後さらにバナナ全体もラップをするといいでしょう。
(そうすれば別の果物からのエチレンガスを受けにくくなります)
3:冬は温かい場所に、夏は涼しい場所に置く
バナナは13度以下になると追熟が止まってしまうので、冬はできるだけ温かい部屋に置くのがいいでしょう。
逆に25度以上の気温になると悪くなりやすいです。
なので夏は涼しい場所に置くか、食べ切れない分は熟してから冷蔵庫または冷凍で保存しましょう。
冷蔵でのバナナの賞味期限と保存方法
バナナは冷蔵庫で保存することができます。
先にも言ったように、バナナを冷蔵庫に入れると追熟が止まるので、熟して美味しくなってから冷蔵庫に入れるのがおすすめです。
バナナは冷蔵保存すれば10日はもつので、とくに気温が高い夏に食べきれないバナナを持たせたいときに便利な方法です。
なお、冷蔵庫にバナナを入れると色が変わってしまう、というのがありますが、工夫をすれば変色をおさえて冷蔵保存することが出来ます。
バナナの詳しい冷蔵保存方法についてはこちらで詳しく紹介しています。
余ったバナナがあるときにもぜひご覧ください。
冷凍でのバナナの賞味期限と保存方法
バナナは冷凍可能です。冷凍すれば賞味期限が1ヶ月に伸びるので、大量にバナナがあるときにも試してほしい方法です。
ただし、冷凍したバナナは全解凍しても元に戻りません。
半解凍か冷凍庫から出してすぐに食べるのが基本なので、生のバナナのまま長く持たせたい場合は冷蔵保存にしましょう。
バナナを冷凍する方法についてはいくつかあって、
- スライスしたバナナを冷凍する
- 1本丸ごと冷凍する
- つぶして冷凍する
- 皮ごと冷凍する
といったやり方があります。
1~3の保存方法についてはこちらをご覧ください。
こちらは主に皮をむいたバナナですね。その冷凍方法を紹介しています。
4の皮ごと冷凍したい!って方にはこちらのページがおすすめです。
皮ごと冷凍するとカッチカチになって皮のむき方がわからないですが、きちんと対処法があります。
大丈夫、食べられますよ。(笑)
なお、バナナの冷凍保存で変色を防ぎたいときは、レモン汁が有効です。
傷んだバナナの特徴は?見た目はどう変わる?
- カビが発生している
- 果肉がドロドロとしている
- 汁が出てきている
- 食べてみると苦かったり酸っぱかったりする
- 変なにおいがする
皮をむいてみて一部黒っぽくなっているだけの場合は(他は白くて問題ない場合は)、ぶつけたりなどの衝撃や打ち身による傷みである可能性が高いです。
バナナ自体が腐ってしまったわけではないので、気になるときはその部分だけ取り除けば、問題なく食べることが出来ますよ。
なお、皮の黒い範囲が広くなっていても、カビなどが見当たらずむいてみて変な感じがしなければ、食べられます。
バナナの食べごろ(甘いバナナ)の見分け方
バナナは常温である程度の期間置いておくと、皮に黒い斑点が出始めます。
この斑点はシュガースポットといって、これが出たときがバナナが熟して甘くなってきたサインです。
甘いバナナを食べたいときは、このシュガースポットが出ているかどうかで判断しましょう。
また、熟したバナナは甘くていい香りを漂わせるので、この点もバナナの食べごろを見分けるひとつの基準です。
バナナの賞味期限と保存方法まとめ
バナナは常温、冷蔵、冷凍すべてで保存可能です。
常温の場合、夏は傷むのが早いので、食べ切れない分は冷蔵庫または冷凍庫に入れるのがいいでしょう。
ただ冷蔵や冷凍ではバナナが変色するので、気になる場合は冷やす前に対処をしておいてください。(`・ω・´)
傷んだバナナを間違って食べた場合でも、不快な感じがすればきっとわかると思います。
(そもそも食べ物が腐っているかどうかは、自分の感覚での判断が大事なわけなので…変だと思うなら食べないほうが良い)
そういうときは飲み込まず吐き出しましょう。
今回はバナナの食べごろも紹介しましたが、私は買ってきたばかりのまだ皮が固いバナナも案外好きだったりするんですよね。
シュガースポットが出たバナナに比べれば少し青々しい風味があり、甘さは劣りますけど、しっかり噛む必要があるので食べごたえがある気がします。(笑)
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