りんごの賞味期限(日持ち)!常温・冷蔵・冷凍では?傷んだりんごの見分け方
りんごは日本でも日常的に食べられる定番の果物ですね。
常温で置いておくこともできるので、果物の中ではそこまですぐに悪くなるって感じでもないですけど、実際どのくらいの期間日持ちするのでしょうか?
<今回の内容はコチラ>
- りんごの賞味期限と保存方法(常温・冷蔵・冷凍)
- カットしたリンゴの保存方法
- 傷んだリンゴの特徴
- 新鮮で美味しいりんごの見分け方
生のままで保存する場合、冬以外はできるなら冷蔵庫が一番いいんだとか。
今回はりんごが長持ちする保存方法のほか、冷凍の仕方も紹介していきます。
このページの内容を実践して、りんごを長く楽しめるようになってください。(*^^*)
内容
りんごの賞味期限!どんな風に保存したらいいの?
常温の場合
まずはりんごを常温で保存する場合です。
暑い季節は次の項目で紹介する冷蔵庫での保存がおすすめですが、りんごはそんなにすぐ傷む果物ではないので、18℃以下でなら常温保存も可能です。
<りんごの常温保存のやり方>
- りんごを1個ずつキッチンペーパーや新聞紙で包む
- 新聞紙を敷いたダンボールに、りんごが重ならないように入れる
- 暖房などのかからない、風通しがよく涼しい場所で保存する(いわゆる冷暗所)
このやり方であれば、数週間~長くて1ヶ月ほど持ちます。
たくさん送られてきたりなど、冷蔵庫に入り切らないときに試してみてください。
りんごもあまり時間が経つと、パサパサになったりで美味しくなくなってしまうので、できるだけ早めに消費してください。
冷蔵の場合
つづいて、冷蔵庫で保存する場合です。
入りきれる量のリンゴや、気温が高い季節は冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
<冷蔵保存の方法>
- りんごを1個ずつ新聞紙で包む
- ポリ袋に入れて口をしばる
- 冷蔵庫に入れる
りんごはそのまま入れてしまうと周りの食べ物を熟成させてしまう(エチレンガスといいます)ので、周囲に野菜や果物を置いておくと傷むのが早くなってしまいます。
なので、りんごを密閉することでこの効果を防ぎ、りんごが乾燥してしまうのも防ぐことが出来ます。
熟れさせたい果物があるときは、あえてりんごといっしょに置くといいんですけどね。(^_^;)
冷蔵庫だと2ヶ月ほどもちます。りんごは0℃~5℃が保存温度として適するそうなので、可能ならば冬以外は冷蔵庫で保存するのが一番ですね。
冷凍保存について
冷凍リンゴ…ってあまり聞かない響きですが、一応りんごも冷凍することが出来ます。
ただ、りんご特有のシャキシャキとした歯ごたえは失われるので、生りんごの食感を求めるなら冷凍はしないほうがいいと思います。
冷凍の方法としては、まるごとのものとカットしたリンゴの2種類ありますが、カットしておいたほうが解凍の時間も短くなるのでおすすめです。
<まるごと1個冷凍する方法>
- りんごを水で洗って水分を拭き取る
- リンゴをポリ袋やフリーザーパックに入れて、冷凍庫に入れる
<スライスしたリンゴを冷凍する方法>
- りんごを水で洗う
- りんごの皮をむいて薄くスライスにし、軽く水分を拭き取る
- フリーザーパックにりんごが重ならないように並べて入れ、冷凍庫に入れる
冷凍だと長く保存すること自体は可能ですが、風味が劣ってしまうので1ヶ月ほどで食べるのがおすすめです。
解凍方法・食べ方
食べ方は、半解凍状態でそのままシャーベットのように食べるのが一番シンプルですね。
あとはヨーグルトに入れたり、アイスに添えたりして食べるのも美味しいです。
解凍方法としてはまるごとなら室温で5分位ですが、カットしたものならもっとすぐに食べ頃になります。(気温でも解凍時間は変わるので、様子を見ながら解凍してください)
解凍しすぎるとベチャッとして美味しくないので、あくまで半解凍状態で食べることをおすすめします。
なお、切って冷凍する方法ですが、皮付きで8等分のくし切りでも冷凍できますよ。(ここらへんはお好みで)
個人的には、薄くスライスしたほうがチップスみたいで食べやすいですね。(*^^*)
スライスリンゴは、1~2時間位軽く冷凍するだけでも解凍なしですぐ食べられますね。
サクッとした口当たりのおいしいりんごのシャーベットになります。(管理人はよくやります。笑)
カットしたリンゴはどのように保存する?
りんごを一度に全部食べきらないで、半分だけとかで残ってしまったりすること、ありますよね。
手間をできるだけ省いた簡単な方法としては、カットした面にピッタリとラップをあててリンゴを包み、冷蔵庫に入れればOKです。
数日経つと、ラップをつけていても切った表面だけパサついてしまったり色が変わってしまうので、その面だけ切り落として食べるのもアリです。
切ったリンゴを何もせずに常温で放置するとシワシワになっていくので、非常にもったいないです。残った分はすぐに保存するようにしましょう。
また、多少手間をかけられるなら、茶色くなってしまうのを防ぐ対処もしておくといいですね。
方法としては薄い塩水またはレモン汁にリンゴの切り口をつけてからラップで包むことで、変色を抑えることができますよ。
りんごは痛むとどうなるの?
傷んだリンゴの特徴としては、以下のような点があります。
- 変な匂いがする
- ブヨブヨとして柔らかい
- カビが発生している
- 表面が黒や茶色くなっている
単純に、切った断面が茶色になってしまっただけならその部分も食べられます。
ただ、見た目を気にするなら先に紹介したような塩水につけるなどの処置をしておきましょう。
時間が経ったりんごで、表面がシワシワですこし柔らかくなっているだけでも食べられなくはないですが、生だと美味しくないです。
こういう場合は、ジャムやケーキなどの材料に使うほうがおすすめです。
新鮮でおいしいりんごの見分け方
- ツルがピンと立っていて弾力があるものが新鮮
- 表面に傷がない
- 色が鮮やかでムラがないもの
- 甘くておいしそうな香りが立っているもの
- ずっしりとした重さがあるもの
キズがあるリンゴは傷むのが早いです。
たくさんもらったときにキズありリンゴを発見したときは、優先的に食べるようにしましょう。
りんごの賞味期限まとめ
りんごは果物の中でも日持ちする食べ物なので、常温でも保存できます。
ただ、冬以外はできるだけ冷蔵庫で保存するのが望ましいですね。
冷凍のリンゴはまた違ったリンゴの楽しみ方として、とてもおすすめな方法です。
管理人も最近父親からたくさんリンゴをもらったので、今日も冷凍リンゴを作りましたよ。(笑)
スライスリンゴの冷凍は、一口サイズに切っておいたりなどの工夫もできます。バニラアイスのトッピングに使っても美味しそうですね。
りんごは結構長く持ちますけど、果物の中で傷むのが早いものだとイチゴですかね。
イチゴは、新鮮であるほど美味しいそうですよ。