えのきが腐るとどんな状態になる?見分け方や日持ちする保存方法
えのきは味噌汁などの定番料理にも入れやすく、身近なキノコのひとつですよね。(*^^*)
味にクセがないので、その使いやすさから冷蔵庫に常備していることも多いと思いますが、つい「使い忘れてしまった!」ってこともあります。
購入から日が経ってしまうと、まだ食べられるのか?心配ですよね。また、腐っているかどうかの判断方法も知りたいものです。
<今回の内容はコチラ>
- えのきは腐るとどうなる?
- エノキの保存方法と日持ち(冷蔵庫、冷凍)
- えのき氷にする方法
- なめたけに調理してから瓶詰めにする方法
今回は傷んだえのきの特徴についてと、保存の仕方をまとめていきたいと思います。
【関連ページ】
内容
えのきって腐るとどうなるの?見分け方は?
えのきは、冷蔵保存期間の目安がきちんと保存しても1週間ほどとなります。
なので、購入からそれ以上時間が経ってしまったものは注意が必要です。
以下のような特徴を確かめてから、食べるかどうかを判断しましょう。
<傷んだエノキの特徴>
- 酸っぱい匂いや味がする
- ヌメヌメしている
- カサがすぐ取れる
えのきに限らないんですが、食べ物が腐ると何らかの違和感を感じるはずです。
判断が難しいときは、ちょっと面倒ですが少量だけフライパンで焼いたり炒めたりしてから、味見をしてみてください。
変な味がしたら飲み込まないようにして、吐き出しましょう。そのようなエノキは処分するのが一番です。味見後は水で口をすすいでくださいね。
カサ(頭)がポロッとすぐに落ちてしまうものは、軸は食べれるという意見もあります。
ただ、これは古くなっている証拠なので心配なら食べないほうが良いでしょう。
なお、保存の目安が1週間といっても、あくまで目安です。
スーパーで購入した当日に使ったのにすでに傷んでいた、なんていうこともありえない話ではありません。そういったものは購入したスーパーに話せば、交換をしてもらえます。
ちなみにキノコは収穫後に水分を出すので、選ぶ時はパックに水滴があまりついていないものを購入するのが良いでしょう。
加えてこの水分というのは雑菌が増える原因になりますし、パックに入れたままの保存は水分が溜まってしまうので、痛みやすくなります。
なので、日持ちさせるためにはパックから出して保存するようにしましょう。
えのきの保存方法や日持ち
冷蔵庫での保存の場合
すぐに使うならとくに何もしなくてもいいのですが、日が空きそうなときはまずエノキをパックから出しましょう。
そうしたら新聞紙またはキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存してください。
保存期間としては1週間くらいとなりますが、基本的には早めに使い切ったほうが良いので、忘れないうちに食べてください。
1週間では短い!という人は、冷凍がおすすめです。
冷凍での保存の仕方
長期保存向きなのが冷凍です。以前も下処理のページでエノキの冷凍方法を紹介したのですが、改めて。
方法としては以下のようになります。
- エノキの石づきを切り落とし、ほぐすか使いやすいサイズに切ってバラす。このときエノキは洗わない
- バラしたエノキをフリーザーパックに入れ、空気を入れたまま冷凍庫へ
- 半冷凍状態になったら一度エノキを取り出して、揉んだりなどして中身をバラす。そしてまた冷凍庫へ。
- しっかり凍ったら、空気を抜いて冷凍庫で保存する
冷凍だと1ヶ月ほど保存でき、凍ったままスープなどに入れて使えます。
えのき氷でさらに長期保存
ミキサーがあればえのき氷を作る方法もあります。
えのき氷とはミキサーでペースト状にしたえのきを煮詰めて凍らせたものです。
煮詰めるのに1時間必要なので多少時間と手間がかかりますが、保存期間が2ヶ月ほどに伸びます。
作った氷は味噌汁などに入れて食べられます。料理の味が良くなる、と言われますので、ミキサーがあればやってみるといいかもですね。
<えのき氷の作り方>
- えのき(300g)は石づきを切り落とし、適当な長さに切る。
- 1のえのきを水(400ml)といっしょにミキサーに入れ、ペースト状になるまで混ぜる
- ペーストができたら鍋に入れ、弱火で1時間かき混ぜながら煮る
- 煮えて粗熱が取れたら製氷皿に入れて、冷凍庫へ入れる
切ってミキサーに入れる前に、軽く1時間ほどエノキを天日干しさせると、ビタミンD2が増えます。
なお、材料の比率としては3:4(エノキ:水)です。
完成したえのき氷は、
- 煮込み料理
- 味噌汁、スープ
- 卵焼き
- カレー
など、色んな料理に使うことができます。
ちなみにえのき氷は市販品もあります。
自分で作ってみて気に入ったら、購入に切り替えても良いかもですね。
家で作るのは値段的には手頃ではありますが、買えれば手間がなくなるので。(^^;)
なめたけ(瓶詰め)で美味しく保存
エノキを醤油やみりんなどで煮てから、瓶詰めにして保存する方法もあります。
生のまま保存するのもいいですが、調理してからいつでも食べられるようにしておくと、後々すぐ出せて便利です。
なめたけはご飯のお供にバッチリですし、煮沸してから瓶詰めすれば冷蔵庫保存で1週間から10日持ちます。
でもご飯が進むタイプのレシピなので、保存せずにすぐ食べてしまいそうですね。(^^;)
えのきが腐るとどうなるかについてまとめ
食べ物は何か変だな~って思ったら食べないのが一番ですね。
もったいない、と思う気持ちはよくわかりますが、悪くなっているものを口にしてお腹を壊してしまった場合は、病院に行く手間とか、薬代とかのほうが高く付きます。
なので、心配なときは料理に使わず廃棄したほうが良いと思いますよ。(´・ω・`)
すぐ使わないえのきを冷蔵庫保存する際は、パックから出してキッチンペーパーなどで包んでから、袋に入れましょう。
長期保存をしたいときは冷凍するか、えのき氷にする方法もあります。
また、なめたけに調理してから保存すると食べたい時にすぐ用意できますので、後々の手間を減らしたい人は作ってみましょう。(*^^*)
エノキの使い道がいつも同じ、という方にはコチラのページがおすすめです。
エノキの美味しい食べ方やレシピを13個紹介しているので、レパートリーを増やしたい時にぜひどうぞ。(`・ω・´)
【関連ページ】