キウイの食べ過ぎは太る?カロリーや糖質の量は?
キウイは甘酸っぱくて美味しい身近な果物ですね。
基本、一度に半分や1個くらい食べてしまう方も多いと思うのですが、食べ過ぎるとカロリーや太るのが心配ですよね。
<今回の内容はコチラ>
- キウイのカロリー(100g、1個)
- キウイの糖質(100g、1個)
- キウイの食べ過ぎの量
- 1日に食べるキウイは何個が適量?
- キウイに含まれる栄養
- 結局、キウイは食べ過ぎると太るのか?
キウイは体に必要な栄養も多く含まれているので適度には食べてほしいのですが、どんなものでもひとつだけ食べすぎてしまうのはあまりいいことではありません。
今回はキウイのカロリーや栄養、1日に食べる適切な量などについてまとめていきます。
ぜひ、キウイをダイエットなどに活かせるようになってください。(*^^*)
内容
キウイのカロリーはどのくらい?
100gの場合
まずはキウイのカロリーですね。キウイは、グリーンキウイで100gあたり53kcalになります。
(ちなみにゴールデンキウイはちょっとだけ高くて、100gで59kcalになります。今回の内容ではグリーンキウイを基本に書いていきますね。)
ご飯(白米)のカロリーが100gで168kcalと考えれば、そこまで高カロリーではない感じですね。
他の果物のカロリーもまとめてみました。
<キウイ以外の果物のカロリー(100g)>
- パイナップル:51kcal
- バナナ:86kcal
- マンゴー:64kcal
- アボカド:187kcal
- グレープフルーツ:38kcal
この中で比較してみると~って話ですが、キウイは果物の中では高くもなく低くもないカロリー…ですかね。(中間?)
1個の場合
次に、キウイ1個のカロリーです。
当然個体差はあって必ずしも1個100gというわけではないのですが、最近キウイの詰め放題をやってちょうど家にたくさんあるので(笑)、重さを量ってみました。
こちらは結構大きめのキウイ。1個まるまるで127gですね。
そうすると1個で約67kcalということになります。
次に中くらいの大きさのキウイです。1個で103gでした。
こちらは1個で約55kcalですね。
うん、大きいキウイでも1個100kcalには満たないようなので、食べすぎてもそうそうカロリーオーバーになる値ではないような気がします。
それに、キウイは皮をのぞいて食べることが多いので、実際にはもう少しカロリーが低くなると思います。
キウイの糖質量は?
100gの場合
つづいて、キウイの糖質ですね。ダイエットをしているととくに気になるのではないでしょうか。
キウイの糖質はグリーンキウイ100gで11gです。
(ちなみにゴールデンキウイの糖質は100gで13.5gになります。糖質もグリーンキウイを基本に書いていきます)
<キウイ以外の果物の糖質(100g)>
- パイナップル:11.9g
- バナナ:21.4g
- マンゴー:15.6g
- アボカド:0.9g
- グレープフルーツ:9.0g
糖質を見てもキウイは中間ですね。(アボカドはカロリーは高いですが脂肪分が多い果物なので、糖質はむしろ少ないです)
1個の場合
1個の場合のキウイの糖質ですが、さきほど重さを量ったキウイを基準に計算してみました。
- 大きめキウイ(127g)の糖質:約14g
- 中ぐらいのキウイ(103g)の糖質:約11g
糖質って1日最低でも100gは摂ったほうがいいと言われてるので、キウイ1個くらいなら過剰摂取にはならないのではないでしょうか。
キウイは何個で食べ過ぎになるの?
では、キウイは1日何個くらいで食べ過ぎになってしまうのか、ですが…。
今回量った大きめキウイでも1個約67kcalでした。このカロリーなら1個で太るってことはまずないと思いますね。
(1個で太るなら、原因はキウイではなくて他の食品を食べすぎてるんだと思います)
今回は例としてショートケーキのカロリーを挙げてみましょう。
モノにもよりますがショートケーキは1個でだいたい300~400kcalくらいあるものが多いです。
キウイでショートケーキと同じくらいのカロリーを摂取しようとすれば5個~6個食べる必要があります。
ダイエット中にケーキと同等のカロリーを取り入れたいという方はあんまりいないと思います。
なので、いくらキウイ1個が低カロリーだとしても、数を考えないで食べ過ぎれば太る原因になる可能性はあります。
まあ、キウイ5個食べるのって結構大変な気もしますけどね。(^^;)
キウイは1日何個までが適量?
キウイの1日の個数ですが、果物は1日200gほど摂取するのがいいといわれます。
キウイであれば2個です。この個数であればビタミンCも1日分摂取できるので、ちょうどいい量だと思いますね。
キウイに含まれる栄養
キウイに含まれる主な栄養と効果を紹介します。
<キウイの栄養と効果>
- ビタミンC:コラーゲンを生成する、鉄の吸収を良くする、ストレスに対しての抵抗力を強める
- ビタミンE:血液の流れを良くする、冷え性や肩こりの予防、抗酸化作用(老化防止や生活習慣病の予防など)
- カリウム:ナトリウムのとりすぎによる血圧の上昇を抑える、筋肉の働きを正常にする
- 葉酸:胎児の発育に必須(細胞分裂などに関わるため)、正常な赤血球をつくる
キウイはとくにビタミンCの量が多く、先にも書いたとおり2個食べれば1日分のビタミンCを摂ることが出来ます。
ビタミンCはシミなどの原因になるメラニン色素の生成を抑えるので、美容を気にする方にはぜひ摂ってほしいビタミンです。
また、ストレスによってビタミンCは消費されていきますので、かかるストレスが多い場合はビタミンCも多めに取るのがいいと言えます。
結局、キウイは食べ過ぎると太るの?
キウイは果糖が多く、果糖は中性脂肪になりやすいという特徴があるので、確かに食べ過ぎれば肥満などの原因になると言われることがあります。
とはいえ、キウイに含まれる果糖によって直接肥満になるには相当な量を食べなければいけません。
キウイも適度な量を摂取することは、むしろ栄養不足の解消にも繋がり、メリットのほうが大きいでしょう。
ただ、キウイを含め多くの果物は体を冷やす性質があるので、食べ過ぎれば痩せにくくなってしまうというデメリットもあります。
体が冷えると、血の巡りが悪くなってしまったりなどの影響もあるので、ダイエット中でなくてもたくさん食べるのは控えたほうがいいですね。
キウイは太るのかについてまとめ
キウイは1個あたりのカロリーはそこまで高くはないです。
ただ、なんでも食べ過ぎれば太りますよ。(^^;)5個食べれば、カロリーは1個の5倍になるわけなので…。
でも毎日1個ずつ食べるとかなら、まず太る原因にはならないと思いますね。(太るとしたら、それはキウイのせいではないです、きっと)
むしろビタミンCやカリウムなどの栄養を取り入れることができるので、体へのメリットも多いと思います。
なお、キウイは食べ過ぎるとカロリーが増える以外にも舌が痛くなったり体が冷えてしまったりと言った影響があります。
キウイはカロリー的にはそこまで高いわけではないものの、食べ過ぎればもちろん悪い影響があります。
なので、量としては今回の内容で言ったように2個くらいがちょうどいいかな~と思いますね。
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