キウイのメリット・デメリット!栄養の効果は?悪い影響はある?
熟したキウイは適度な酸味に甘さが加わってとてもおいしいですよね。
食べ物を食べる上で気になるのが体への効果ですが、キウイはビタミンCなどの栄養が豊富で健康に欠かせない成分が多く含まれています。
ただ、キウイにも食べるタイミングなどによって、デメリットが生まれることがあります。(´・ω・`)
今回はキウイによる体への効果を利点・欠点にわけて紹介していきます。このページの内容で、キウイを上手に食事に組み込めるようになっていきましょう~。
内容
キウイを食べるメリット
ビタミンCによる美肌・美白効果
キウイにはビタミンCがたっぷりと含まれており、2個食べれば1日分のビタミンCを摂ることができます。
ビタミンCはコラーゲンの生成に必要な成分であり、肌のハリを維持してくれます。
また、ビタミンCにはメラニン色素の生成を抑える効果もあるので、シミやそばかすの予防にもなります。
肌の調子を気にする方にとっては必須のビタミンと言っても過言ではないわけですが、美容への効果だけでなく、貧血予防にも役立つ成分です。
ビタミンCは鉄を吸収しやすくしてくれます。食事から取る鉄分の吸収率はビタミンCがあると高くなるので、貧血が気になる方にとっても摂取してほしい栄養素です。
抗酸化作用(ビタミンC・ビタミンE)
キウイが含むビタミンCやビタミンEには抗酸化作用があり、老化防止や生活習慣病を予防・改善する効果があります。
またビタミンEには血行を良くする効果があるので、新陳代謝が活発になって、肌にハリを出したりカサカサを解消してくれたりします。
ビタミンCと同様に肌トラブルの改善にも役立つ成分です。
アクチニジンが消化を助ける・口臭を予防する
キウイにはアクチニジンと呼ばれるたんぱく質分解酵素が含まれており、とくにグリーンキウイに多く入っています。
呼び方の通りたんぱく質を分解してくれる酵素のため、お肉やお魚の料理と合わせて食べることで、消化を促して胃もたれなどを予防してくれます。
アクチニジンは熱に弱いので、キウイは生で食べるのがおすすめです。
また、アクチニジンは口臭の原因となる舌の表面の舌苔(ぜったい)を分解してくれます。
舌苔が気になるときは、キウイを舌で転がす感じで食べると効果的です。
食物繊維による便秘・生活習慣病の予防
キウイは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を含んでいます。
水溶性食物繊維は、その名の通り水に溶ける食物繊維です。
食後に血糖値が急激に上がることを防いでくれたり、コレステロールの上昇を抑えてくれるので、生活習慣病の予防に役立ちます。
不溶性食物繊維は水に溶けない食物繊維で、水分を吸収してふくらむ特徴があります。
お腹の中でふくらむことで便のかさを増やし、また水分を保持するので便をやわらかくしてくれます。便秘の改善に役立ってくれる食物繊維です。
食物繊維は不足がしやすい成分と言われるので、積極的に摂取していきたいですね。
逆にキウイを食べるデメリットは?
舌が痛くなる
キウイにはアクチニジンという成分が含まれていることを先に話しましたが、このアクチニジンは舌の粘膜を溶かすので刺激を感じやすくしてしまう特徴があります。
そのため、とくにグリーンキウイは刺激を感じることが多いです。
また、痛くなる原因はアクチニジンだけではなく、キウイが含むシュウ酸カルシウムの影響もあります。
シュウ酸カルシウムは形がとがっているので、舌にピリピリとした刺激を与えますが、これらの成分で舌が痛くなるのは予防することもできます。
方法はこちらで書いています。
キウイを食べるメリット・デメリットまとめ
キウイはビタミンC・Eやアクチニジン、食物繊維といった栄養が豊富な食べ物です。
美容にはもちろんですが、生活習慣病や便秘の改善にも役立ってくれるので、ぜひ習慣的に食べてほしい果物ですね。
ただしたくさん食べると舌が痛くなったりもしますので、食べ過ぎには注意しましょう。
なお、ダイエットなどを気にする方にはこちらのページがおすすめです。
キウイのカロリーや1日に食べるのに適した個数などについて書いています。食事内容を考えるときにもぜひ。