なすの下処理とアク抜きのやり方!日持ちする保存方法や賞味期限は?
野菜の中でもお馴染みのナスは、焼いたり炒めたりして色んな美味しい食べ方がある食材ですよね。私も好物です。(`・ω・´)
でもナスを自分で使ったことがない方や、料理を初めたばかりの方は調理の際の下処理の仕方を知りたいと思います。
実の部分が食べられることはなんとなくわかりますけど、上のヘタの部分はどう取るのかとか、気になりますよね。
<今回の内容はコチラ>
- ナスの下処理方法とアク抜きのやり方
- ナスの保存方法や冷凍の仕方・賞味期限
- なすの切り方
今回はナスの下処理やアク抜きの仕方の他、ナスの保存方法や切り方についても書いていきたいと思います。
初めてナスを自分で調理するよって方に役立てる内容だと思うので、ぜひ最後まで見てみてくださいね。(*^^*)
【関連ページ】
内容
なすの下処理や下ごしらえ・アク抜きの方法
ナスの下処理についてですが、手順としては大きく分けて3つあります。
- ナスを洗う
- ガク・ヘタを取り除く
- アク抜きをする
1については普通に表面を洗えばいいだけなのでとくに説明は必要ないんですけど、2以降ですね。
2のガクとヘタについては取り除き方が2つあります。
まずひとつ目ですが、ヘタの部分をストンと包丁で切り落としちゃう方法ですね。この動画の3秒あたりです。
ヘタを切り落とすと、ナスの本体にガク(ひらひらとしたお花みたいな部分)が残ってくっつくことがありますが、これは手でむいてください。(トゲがあることがありますのでご注意を)
ふたつ目の方法ですが、ヘタの部分を包丁で削ぎ落とす方法があります。感覚としては、カッターで鉛筆を削る感じに似ています。
やり方としては、ガクの間に包丁を差し込んで、実のある反対側に沿いでいく感じです。
一回り行って全体が削げたら、最後にてっぺんを切り落とします。
コチラのレシピも参考にどうぞ。
1つ目の切り落とすやり方のほうが楽だとは思うのですが、削いだほうが食べられる部分は増えます。
なので、手元に自身がある方は削ぎ落とす方に挑戦してみましょう。
(面倒な時は切り落としてOK)
なお、調理方法によっては見栄えのためにガクだけ取ってヘタは残す場合もあります。
焼きナスなんかは丸ごとナスを使うので、この切り方ですね。
この場合はガクとヘタの間あたりに、ぐるっと一周切り込みを(ヘタを切り落とさないよう気をつけながら)入れて、ガクを手で取ります。
こんな感じですね。
ナスを小さく切って使う場合は基本的に先の2つのやり方になります。
コチラのヘタを残す切り方は、ナスを1本丸ごと使う調理法の際に使うことがあるので、焼きナスなどを作る時はこの方法でやってみましょう。
ナスのアク抜きのやり方
まず「なぜナスのアク抜きをするのか?」という理由ですが、ナスは切ってから時間が経つと変色してしまうのでこれを防ぐことと、ナスに含まれるエグみを取り除くためです。
ナスのアクはクロロゲン酸と呼ばれるポリフェノールのひとつで体には良いのですが、アク抜きをしておくと料理を色よく仕上げることができます。
切ってすぐ加熱する場合はアク抜きはしなくてOKとされますが、見栄えも味も大切にしたい時はアク抜きをしておきましょう。
アク抜きは普通の水にさらすのでもいいですし、塩水でもOKです。
塩水だと水だけの方法よりアク抜きの時間が短く済む上、ナスの色を綺麗に出せるというメリットがあります。
<ナスのアク抜きの仕方>
- 水につける方法:ボウルに水を張り、切ったナスを入れて10分くらいさらす
- 塩水にさらす方法:ボウルに水を張って塩を1~2つまみ程度入れ、切ったナスを入れて5分くらいつける
なすの保存・冷凍方法!日持ちさせる保存の仕方や保存期間(賞味期限)は?
ナスは何もしないでそのまま冷蔵庫に入れてしまうと、シナシナになってハリがなくなってきます。
なので、できるだけ良い状態で長持ちさせるにはきちんと密閉して保存するようにしましょう。
<ナスを日持ちさせる保存方法>
- ナスの水分を拭き取り、1本ずつラップで包む
- ジップロックに入れて、野菜室に入れる
この保存の仕方であれば、10日ほどが保存期間の目安となります。
そのままの状態でナスを保存すると1週間も経てばしなびてしまいますが、しっかり包んであげればハリを維持したまま保存できます。
なお、ナスの保存に適する温度は8℃から12℃なので、通常の冷蔵室よりも若干温度が高い野菜室のほうが適します。
また、ナスは冷凍も可能です。コチラのやり方も紹介しますね。
<ナスの冷凍保存方法>
- ナスを使いやすいサイズに切る
- 10分ほど水にさらしてアクを抜き、キッチンペーパーなどで水分をしっかりと拭き取る
- フリーザーパックに重ならないように並べ、中の空気を抜き冷凍する
これで1カ月くらい保存可能です。
冷凍後は凍った状態で炒め物に入れたり、スープや煮物の具材として使ってください。
切り方については、冷凍した後に使いたい料理に合わせて好きに切りましょう。
次でナスの切り方を紹介しますね。(*^^*)
なすの切り方!料理ごとに合う切り方って?
ナスも色んな切り方がありますけど、大体は輪切りや乱切りにすることが多いですね。
もちろんレシピによってやっている切り方が違うので、作る予定のレシピがあるならその通りに切ると良いでしょう。
個人的に輪切りでは大きいって時は半月切りやいちょう切りにする感じです。
<主なナスの切り方>
- 輪切り:炒め物、煮込み料理など色んな料理に使用できる使いやすい切り方
- 半月切り・いちょう切り:輪切り同様に、煮物や炒め物などに使える。大きめのナスの場合はコチラがおすすめ
- 乱切り:ゴロッとした存在感があるので、ナスをメインとした料理におすすめの切り方
【輪切り】
【半月切り】
【いちょう切り】
【乱切り】
乱切りは慣れないと混乱しちゃいそうになりますが(笑)、他はそんなに難しくないですね。
半月切りやいちょう切りに関しては、他の野菜を扱ったことがあればやり方は変わらないと思います。
輪切りは使いやすい切り方ですが、具沢山のスープに入れたりするならいちょう切りくらいの小さいサイズのほうが使いやすいかもしれません。
なすの下処理についてまとめ
ナスはガクやヘタを取り除いたらアク抜きをして、下処理完了です。
ガク・ヘタの部分に関しては取り除き方を二種類紹介したのですが、簡単なのはザクッと切り落としてしまう方ですね。
食べられる部分をできるだけ増やしたい時は削ぎ落とすやり方がいいのですが、コチラを実行してみるのはナスの扱いになれてからでも良いと思いますよ。
ちょっと手間なのでね。(^^;)
下処理が終わったら、使うレシピに合わせて切っていきましょう。
輪切りと乱切りができれば大体のレシピではOKだと思いますが、まあ輪切りのほうが簡単ですかね~(ただ横に切っていけばいいので。笑)
炒め物や煮物といった様々な使い方がありますけど、実はナスは茹でることも出来ますよ。
簡単な上ヘルシーに済むので、できるだけカロリー低めな調理をしたい方にもおすすめです。
【関連ページ】