里芋が腐るとどんな状態になる?赤い変色があるものは食べられる?
里芋は煮っころがしなんかにして、食べられることが多いですよね。
最近はパックの手軽なものも売ってたりしますが、皮付きのものを扱うこともあるのではないでしょうか。
生の里芋の場合は、購入してから使うまで期間が空いていたりすると、「この里芋大丈夫かな?」と、心配になると思います。
買ったことを忘れてしまってたりすると特に。(^^;)
また、里芋は時々赤い変色が見られることもありますよね。これって食べられるのでしょうか?
<今回の内容はコチラ>
- 里芋は腐るとどうなるのか
- 里芋の保存方法と保存期間
- 冷凍の仕方
- 里芋に赤い変色が見られる場合は食べられるの?
- 新鮮な里芋の選び方
今回は里芋が腐るとどうなるのかを、まとめていきたいと思います。
【関連ページ】
里芋が腐るとどうなるの?
- グチャッとしている
- カビが発生している
- 変な匂いがする
- 妙に柔らかい
里芋は傷んでくると柔らかくなってくるので、選ぶ場合も固いものを購入するのがいいです。
また古くなってくるとカビくささを感じることも多いので、匂いも確認してみましょう。
なおはじめて里芋を扱う人は、里芋のヌメリで「もしかして腐ってる?」なんて思う方もいるかもしれませんが、里芋はもともとぬめりのある食べ物です。
なので、他に異常が見られないようなら食べても大丈夫だと思いますよ。
里芋のぬめりの取り方他、下処理方法については以下のページで書いています。
里芋の保存の仕方と保存期間
里芋は10度から25度での保存がよく、冷蔵庫に入れると低温障害を起こして傷むのが早まってしまうので、保存は基本的に常温になります。
また、保存する際は土付きのままのほうがいいでしょう。土を洗い流してしまうと乾燥しやすくなり、品質も落ちやすくなります。
なので里芋は土付きのまま新聞紙に包んで、風通しがいい場所で保存します。
常温では1ヶ月ほど保存することができますので、比較的長持ちする食材です。
ただ、皮付きの里芋は下ごしらえが面倒な食べ物なので、一度に済ませてから長期保存したい方は冷凍してみましょう。
里芋の冷凍について
里芋は冷凍で1ヶ月から2ヶ月くらい持ちます。やり方としては生の状態での冷凍と茹でてから冷凍する方法があります。
最初に、生の状態で冷凍するやり方を紹介します。
<生のまま里芋を冷凍する方法>
- 里芋を水洗いし、汚れを落とす
- よく乾かすか、水気を拭き取ってから皮を剥く
- 料理に使いやすいサイズに切る
- 塩を適量かけてもみ、ぬめりを取ったら水で洗い流す
- 水気をよく切り、フリーザーパックに入れて平らにならす
- 冷凍庫に入れて保存する
里芋の皮むきの際は、洗った後すぐ剥こうとすると滑ります。なので、乾かすかよく水分を拭いてから皮むきすると行いやすくなりますよ。
冷凍したものは、解凍せずに凍った状態で汁物などに使えます。
料理名:さといもの冷凍保存
作者:KAI kai
■材料(1袋人分)
さといも / 一袋
ジップロック / 1枚
ふきん(キッチンンペーパー) / 1枚
■レシピを考えた人のコメント
市販の冷凍さといもはほっくり感がないのでお正月には×なので安い時に冷凍保存します。茹でてしまったものよりほっくりします
次に、茹でてから冷凍する方法です。
皮付きのまま茹でるので、後々の皮むきが簡単になります。
<茹でて里芋を冷凍する方法>
- 里芋を水洗いし、汚れを落とす
- 鍋に里芋と水をたっぷり入れ、火にかける
- 沸騰したお湯で、竹串が中まで通るまで茹でる
- 茹で上がったら、水に浸けて手で皮を剥く
- 里芋を使いやすい大きさにカットする
- ポリ袋に平らになるように入れて中の空気を抜き、口を締める
- フリーザーパックに入れ、冷凍庫で保存
赤い変色があるものは食べられるの?
里芋って時々赤い斑点が見られることがありますよね。これって腐ってるのかな?と、気になる方もいるのではないでしょうか。
赤い斑点は、里芋に含まれるアントシアニンという成分が酸化することでできます。
収穫から時間が経ってしまったり、低温障害によって赤い変色が入ってしまうことがあります。
この赤い斑点ですが、ポツポツと見られるくらいであれば食べても問題はありません。
ただ、赤い変色が見られるということは風味は落ちてきているので、気になる時は取り除いてもいいですよ。
新鮮で良い里芋の選び方
- 皮が湿っているもの
- 固さがあるもの
- 皮が茶色のもの(黒くないもの)
- 泥付きのもの
土がすでに洗ってあるものは品質が落ちるのが早いので、できるだけ泥付きのものを選ぶほうがいいでしょう。
里芋が腐るとどうなるかについてまとめ
腐った食べ物というのは不快な感じがありますので、まず触ったり匂いを嗅いでみる、ひとつ切ってみるなどで判断するようにしましょう。
もし、スーパーでの購入当日から傷んでいた場合は交換してもらえると思いますので、すぐに捨てず、サービスカウンターに現品を持参しましょう。
里芋は常温でもそれなりに持ちますが、冷凍も可能です。
冷凍だと皮むきなど下処理を済ませてから保存することができます。すぐに使える状態で長期保存したい場合は冷凍してみてくださいね。
里芋の下処理の仕方についてはコチラで詳しく書いていますので、扱いになれていない時はぜひいっしょにご覧ください。
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