いちごは太るのか!?食べすぎても大丈夫?カロリーと糖質量について

ショートケーキの上に乗っている果物としても定番のイチゴ、主に冬から春にかけて食べられるフルーツです。

好きな人も多い果物ではありますが、味も甘いので「もしかしたら太るのでは？」と、カロリーを気にする方も多いのではないでしょうか。

 

先に言っちゃうと、いちごは果物の中でもとても低カロリーな方なんです。

今回はいちごのカロリーを知って、食事内容を考えるときやダイエットなどに生かしてみてください。(*＾ω＾*)

 

  いちごって太る？1粒や1パックでカロリーはどのくらい？

太るのを気にするなら、まずはいちごのカロリーについてですね。

100gで言うと34kcalですが、1粒のカロリーだとサイズで変わってきます。

今回は山梨県青果物標準出荷規格を基準にして、カロリーを出してみました。

 

なんと、Mサイズでも1粒6kcalに満たないようですね。

 

いちごは1パックでだいたい300g前後なので（料理で基準にする量もこのくらい）、一人で1パック全部食べきっても103kcalにしかなりません。

ちなみに、毎日食べるご飯（白米）のカロリーは100gで168kcal（お茶碗1杯だと160gで269kcal）なので、いちごはご飯よりも圧倒的にカロリーが低いことになります。

 

また、イチゴ以外の他の果物のカロリーも調べてみました。

 

100g基準だと、この中と比べてもイチゴが一番カロリーが低いですね。（その次にグレープフルーツでしょうか）

イチゴの場合ちょっと食べ過ぎちゃったかな？ってなっても、そこまで露骨にカロリーオーバーはしなさそうです。

  いちごの糖質量は？

甘みがあるいちごは糖質の量も気になりますよね。

いちごの糖質は100gであれば7.1gなので、1パック300g前後だと21.3g前後の糖質となります。

1粒あたりの量も計算して出してみました。

 

他の果物の糖質も見てみると、

 

この中では、いちごが一番糖質が低いっぽいですね。

カロリーも低かったですし、いちごって結構ダイエット向きですね。

  いちごに含まれる豊富な栄養

  ビタミンC

ビタミンCという成分は、誰しも一度は聞いたことのある栄養素ではないでしょうか。

このビタミンCの効果としては、以下のようなものがあります。

 

ビタミンCは、18歳以上の男女の推奨量が100mgとなっています。

15gのいちごには9.3mg含まれているので、約11個食べればいちごだけで摂取することが出来ますね。(*^^*)

 

ちなみに、同時期にスーパーでたくさん見かけるみかんにも、ビタミンCが多く含まれます。

 

  葉酸

葉酸はビタミンB12といっしょに赤血球を合成するビタミンです。

妊婦さんのお腹にいる赤ちゃんの、健全な発育にも重要な成分と言われます。

 

男女18歳以上の葉酸の推奨量は240μgであり、15gのいちごであれば13.5μg含まれています。

いちごだけで摂取しようとすると約18個食べる必要があるのですが、これだとだいたい1パックぐらいですね。

いちごもそれなりは多いのですが、別にいちごだけで摂る必要はないので、ほうれん草などの緑黄色野菜もいっしょに食べましょう。

  アントシアニン

イチゴが赤色をしているのは、このアントシアニンと呼ばれる色素によるものです。

アントシアニンには目の健康を維持したり、活性酸素を取り除く抗酸化作用があります。

 

アントシアニンはブルーベリーで有名な成分ですが、苺はもちろん、カシスやブドウなどにも含まれています。

 

  結局、いちごって太るの？いちごのカロリーよりも練乳などに注意！

カロリーを見れば、イチゴ自体で太るって言うのはあんまりないような感じです。（1パック食べても、ご飯1杯の半分以下のカロリーですよ…）

ただ、いちごを普段から練乳や牛乳などで食べるのが普通になっている場合は、かけるものでカロリーが上がってしまいます。

 

何らかをかけて食べたいときは、量に気をつけるようにしましょう。

 

なお、牛乳には普通牛乳のほか低脂肪乳などの種類があります。

牛乳のカロリーについてもう少し突っ込んで知りたいときはコチラをどうぞ。↓

 

  いちごは太るのかについてまとめ

いちごはカロリーが低いので、ダイエット中のおやつとしてもおすすめの果物です。

1パックって量としてはかなり多く見えますけど、ぶっちゃけカロリー面ではそんなに太ることを気にするレベルではありません。

 

ただ練乳などをつけて食べたいときは、あまりかけすぎないように注意しましょう！

牛乳をかける場合、カロリー低めの低脂肪乳を使うとかの工夫もおすすめですよ。