みかんの栄養や効果!食べ過ぎても大丈夫?栄養分の効能について
日本人にとってお馴染みの果物であるみかん、冬に食べる機会がたくさんありますので、どんな栄養が含まれるか気になりますよね。
風邪に効く…なんていうのも聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
実際にみかんのいったいどんな成分が風邪に有効なのか…また、みかんに含まれる栄養がどんな効果をもたらしてくれるか、今回はまとめていきたいと思います。
<今回の内容はコチラ>
- みかんの栄養と効果
- みかんに含まれる栄養の量
- みかんを食べすぎるとどうなる?
- みかんの筋の栄養
みかんっていうとついつい手が伸びて食べ過ぎちゃうこともありますよね。そうするとどうなるかも書いていきます。
みかんの効能を知って、冬の健康に役立てちゃいましょう~!
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内容
みかんに含まれる栄養分・効果
ビタミンC
みかんに多く含まれており、一番最初に挙げたい成分といえばビタミンCですね。
ビタミンCは美容に関しての情報でもよく見かける成分ですが、働きは様々あります。
<ビタミンCの効果>
- 免疫力を高める(風邪を治りやすくしてくれる)
- コラーゲンの生成
- 鉄分の吸収を促す
- 抗酸化作用(老化を遅らせる)
ビタミンCは鉄の吸収をよくしてくれます。なので貧血が気になるときは鉄分だけじゃなくてビタミンCも摂るようにしましょう~!
ビタミンCは一日100mg摂取するといいと言われており、みかんであればサイズにもよりますが、だいたい3~4個ほど食べれば摂れることになります。
みかんって1個じゃ物足りない…ってなって、2、3個くらいは余裕で食べられるので、ビタミンC摂取にはもってこいな食べ物なのですよ!(`・ω・´)
ビタミンA
次に紹介する成分はビタミンAです。
にんじんやレバーにも多く含まれる成分ですが、粘膜を健康に保つ効果があります。
<ビタミンAの効果>
- 喉や皮膚などの粘膜を健康に保つ
- 抗酸化作用(老化を防ぐ)
- 視力の低下を防ぐ
みかんの場合、だいたい3個くらい食べれば1食で摂取してほしいビタミンAは摂ることができます。
視力にも影響するビタミンなので、パソコンなど画面をよく見る方はお魚に入っているDHAなども一緒に摂取するといいですね。
ビタミンB1
ビタミンB1は豚肉などにも多い栄養素です。
<ビタミンB1の効果>
- 粘膜の健康を維持する
- 糖質をエネルギーに変える
ビタミンB1が不足すると糖質がエネルギーになることができず、疲れやすくなったりします。
疲労回復に効果があると言われ、夏バテ対策にもぴったりなビタミンと言われているので、冬だけではなく夏場にもぜひ摂取してほしい成分と言えます。
葉酸
葉酸は細胞が新しく作り出されるときに必要な成分とされており、胎児の発育にも重要な栄養素です。
<葉酸の効果>
- 核酸を合成する
- 悪性貧血の予防
葉酸は、妊婦さんに重要な成分だとよく聞きますね。
クエン酸
みかんの酸味を感じさせるのがこのクエン酸と呼ばれる成分です。
<クエン酸の効果>
- ミネラルを吸収しやすくする
- 乳酸を分解して、疲労回復をする
みかん以外の柑橘系のフルーツや、梅干しなどにも含まれています。
みかんの栄養成分量
みかんには様々な栄養が含まれることがわかりましたので、次はいったいどのくらいの量が含まれているのかまとめてみました。
ここでは気になるカロリーも紹介しますね。
【100gあたりのみかんの栄養成分】
- カロリー:45kcal
- ビタミンA:92μg
- ビタミンC:33mg
- ビタミンB1:0.09mg
- 葉酸:22μg
以前みかんの鉄分のページで、実際に食べられるみかんの量はだいたい1個89gだったので、中ぐらいサイズであればこの成分量より若干少ないことになりますね。
みかんを食べすぎるとどうなるの?
みかんは食べすぎることで「柑皮症」という、いわゆる体が黄色くなってしまう病気が現れます。
これはカロテンと呼ばれる成分を大量に摂取することで現れる色素沈着です。
まあ、黄色くなる以外症状は出ないので、しばらくカロテンの摂取を控えれば自然と治ります。
また、みかんには水分が多いので、あまり食べすぎると体が冷えてしまう原因になります。
とくに冷え性で悩んでいる場合は、更にひどくしてしまうかもしれないので、量には注意しましょう。
みかんに限らず、どんなものでも食べ過ぎというのはよくないです。
まあ、みかんはいつの間にかたくさん食べてしまっていることが多いんですけどね。食べる量だけテーブルに置いておくとか。(^^;)
太るかどうかという話であれば、以下のページでみかんのカロリーや糖質についてまとめているので、気になる方はいっしょにご覧ください。
みかんの筋の栄養
みかんをむくと実に白い筋がついていますよね?これは「アルべド」といって実はかなり栄養豊富なんです。
<みかんの筋の栄養>
- ビタミンP:壊れやすいビタミンCを守ったり、アレルギー症状を和らげる
- ペクチン:便秘を解消したり、余分なコレステロールの排出を促す
みかんって、どうしても身を食べたいとは思うんですけどね。(^_^;)
できるだけ筋の部分も一緒に食べるとより体にいいですよ。
みかんの栄養まとめ
書いていても思いますけど、みかんってとても健康に役立ちそうですね♪
ただ、水分が多いので食べ過ぎると体が冷えちゃうかもしれません。
手軽に食べられる利点から箱で置いてあるお宅も多いと思いますが、量には気をつけながら食べましょう。
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