みかんの日持ちする期間はどれくらい?箱の場合の保存方法は?
冬の果物といえばみかんですよね。身を小さく分けられる食べやすい果物で、寒い季節は必ず食べるって人も多いのではないでしょうか~(*^^*)
そんなみかんですが、少しの間放っておいたらいつの間にか悪くなってしまった経験はありませんか?
とくに箱でまとめて購入したりすると、腐ったりカビが生えたりなどで「もったいない…」なんて思うことも珍しくありません。
今回はみかんの日持ちの期間や、できるだけ長持ちさせられる方法について、箱のみかんも含め紹介していきたいと思います。
<今回の内容はコチラ>
- みかんの日持ちの期間について
- ┣常温
- ┣冷蔵
- ┗冷凍
- 箱で大量にあるみかんを長持ちさせる方法・保存の仕方
美味しいみかんをなるべく長く食べられるように、対策していきましょう。(`・ω・´)
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内容
みかんってどのくらい持つの?日持ちの期間について
常温で保存する場合
みかんは冷蔵庫に入れず、常温で置いておくって人がほとんどではないでしょうか。
別に常温でもすぐには悪くはならないですし、コタツの上に置いておくのも日本で定番の冬の景色ですからね。
みかんは秋頃から冬にかけて食べられることがほとんどだと思いますが、秋の日持ちは10日ほど、冬のみかんは2週間ほどです。
ただし、カビが生えていたり変色していたりなど、明らかに傷んでいるみかんは、期間内でも食べないでおきましょう。
…ただ、これは管理人の経験談なんですけど、ネットに入っているものがはじめから一部が腐ってしまっているみかんもあります。
店頭で陳列されている時間が長かったりなどで、すでにある程度時間が経ってしまっているんですね、きっと…。
なのでよく見てから購入したほうがいいですね。買ってすぐ腐ってると、一部でもちょっとしょぼんとするので。(´・ω・`)
(一部なら腐っている部分を取り除けば食べられるんですけどね…。私もそれでお腹を壊したことはないので…。)
新鮮なみかんを見分けるには、ヘタがなるべく緑色で(古いものは茶色くなる)ハリがあり、柔らかすぎないものを選びましょう。
冷蔵保存について
冬であれば冷蔵庫と常温の気温があまり変わらないので、食べない分のみかんは暖房をつけないところに置いておくのが一番ですね。
みかんを保存するのに適した気温はだいたい5~8℃なので、まだある程度気温が高い時期(秋頃)は冷蔵庫で保存するのもアリです。
ただ、みかんをそのまま冷蔵庫に突っ込んでしまうのはおすすめしません。
なぜかというと冷蔵庫の中は乾燥しやすいです。カビは発生しにくくなりますが、みかんは乾燥に弱い果物なので、水分が飛んで味が落ちてしまうのです。
対策としては、冷蔵庫に入れる前にこちらの手順を行っておきましょう。
- みかんを1個ずつキッチンペーパーまたは新聞紙で包む
- ビニール袋に入れ、口の部分を軽く閉じる
- ヘタを下にし、冷蔵庫に入れる
1週間くらいなら美味しく食べられますが、これ以上保存していても腐らなければもちろん口にすることはできます。
個人的には、長期保存したいなら次に紹介する冷凍がおすすめですね。
冷凍保存について
みかんを冷凍…っていうといわゆる「冷凍みかん」ですね!管理人も大好物です!(`・ω・´)
もちろん家でも作れますし、保存期間もグンと伸びるので、冷凍みかんが好きならこの保存方法はおすすめです。
<まるごと(皮付きのまま)冷凍みかんの作り方>
- 冷凍庫で一度みかんを凍らせる
- みかんがきちんと凍ったら、冷水にくぐらせる
- 冷凍庫にラップを敷き、その上にみかんを置いて再度凍らせる
こうするとみかんの周りに氷の膜ができて、みかんの水分が失われるのを防いでくれるのだそうです。
まあ、ただ冷凍庫に突っ込むだけでもそれなりに美味しいんですが(笑)、できればひと手間かけてあげるとよりいいですね。
つづいて、一房ずつ(皮をむいたみかん)の冷凍方法です。
<皮をむいた状態での冷凍みかんの作り方>
- みかんの皮をむいて、一房ずつ小分けにする
- ラップで一房ずつ包む
- 冷凍庫で凍らせる
一房ずつ冷凍したみかんの方が、解凍時に皮をむく手間がないので、食べやすいです。
ただ、逆に冷凍する前の手間が多くなるので、みかんの数が多いときはあまり適した方法ではないんですが。^^;
保存期間としては、美味しく食べられる期間でまるごとなら1~2ヶ月ほどです。
ただ、保存できるという点では、味は劣りますが1年以上冷凍させておくことも可能です。
なお皮をむいた冷凍みかんは乾燥が早いので、1ヶ月ほどを目安に食べましょう。
解凍方法
解凍は冷蔵庫に移して自然解凍させましょう。半解凍ぐらいの状態だとシャリシャリして美味しいですよ~!
なお、まるごとの場合の皮はお湯にサッとくぐらせることでむきやすくなります。
あとは、すぐ食べたいときは電子レンジで解凍するやり方もありますが、一部だけ温かい状態だったりするので(汗)、できれば冷蔵庫で解凍できるといいですね。
ちなみにコタツで温めながら食べるという方法もあります。(笑)
ときどき管理人がやる解凍方法です…(^^;)
箱で大量にあるみかんを長持ちさせる方法と保存の仕方
みかんは箱でもらったり、たくさん食べるからまとめ買いしたりなどで、家に大量にあるってことも多いですよね。
この場合、一部は冷凍で保存することもできますが、ご家庭の冷凍庫の場合は全部を入れることは難しいでしょう。
なので基本は常温保存になります。
段ボール箱に入れたみかんは奥にあるものから腐ったりカビが生えたりするので、できるだけ長くもたせる方法を紹介します。
- みかんを一度全て出し、傷があったりなど傷んだみかんを取り除く(周りのみかんにも広がるため、食べられるものは食べてしまう)
- 新聞紙を段ボールの底に敷く(温度・湿度を一定に保つため)
- ヘタを下にして置いていく(ヘタは硬さがあるので、下にすることで重みによるダメージを抑えられる)
- 最後に新聞紙を一枚のせる。直射日光を避け、風通しがよく涼しいところに置く(玄関や廊下など)
- 段ボールのふたは開けておく
ギュウギュウに詰めるのではなくて、互い違いに置いていくといいでしょう。
数段に分けて入れるなら、ときどきは上下を入れ替えてあげるといいですね。
できれば段ボールではなく通気性が良いかごに入れられればグッドなのですが、ない場合はこれらの方法を試してみてくださいね♪
段ボールは、穴を開けておくと風通しがよくなりますよ!
なお、押しつぶされた跡があったり形が崩れたみかんはカビが生えやすいので、できるだけ上におき、早めに食べてください。
また下にあるものほど重さで潰れて痛みやすいので、下にあるみかんも優先的に食べましょう。
みかんの日持ちまとめ
みかんって箱で買う果物の代表みたいなものですけど、腐っちゃうとしょんもりしますよね。(´・ω・`)
一部は冷凍しておいてもいいですが、ほとんどは箱に入れて保存すると思うので、今回紹介した方法を実践してみてください。
寒い季節にたくさん食べるみかん、どんな栄養が含まれているのかも知っておきましょう。
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