オクラは便通(便秘)に効果ある?栄養の効能と健康効果について

オクラはネバネバ食材として有名な野菜の一つで、納豆などといっしょに食べられることも多いです。

食べ物を体に入れる上で重要なことの一つはどんな効能があるのか、といった点ですが、オクラの場合は便秘などに聞くほか、栄養も豊富に含まれますので様々な健康効果を期待できます。

<今回の内容はコチラ>

  • オクラは便秘に効果がある
  • オクラの栄養と健康効果3つ
  • 食物繊維も摂り過ぎに注意

 

今回はオクラがどんな効果をもたらしてくれるのかまとめてみました。

このページの内容でオクラの効能を知って、旬の時期にはぜひ積極的に食べてみてください。(*^^*)

 

 

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  オクラは便通(便秘)に効果アリ

オクラは野菜の中でも食物繊維が多い食べ物です。

オクラのネバネバにはペクチンと呼ばれる食物繊維が含まれていて、整腸作用のある成分です。

食物繊維というとピンと来る方も多いと思いますが、便秘の改善に効果があるため食事に取り入れることで便通を良くしてくれます。

 

オクラの食物繊維がどれだけ多いかというと、100gあたりが含む食物繊維の量がレタスで1.1gなのに対し、オクラはなんと5.2gも含まれており、レタスの約5倍に及びます。

まあ、もともとレタスは食物繊維の少ない野菜なんですけどね。(^^;)

 

でも、レタスと比較しなくてもオクラの食物繊維の多さは素晴らしいです。

食物繊維は不足しやすい栄養とも言われますので、オクラは毎日食事に取り入れてほしいレベルですね。

 

  オクラの栄養と健康効果

オクラは便通を良くしてくれる他にも様々な健康効果があります。

ここではオクラがもたらしてくれる効能を紹介します。

 

  葉酸による貧血の予防

オクラには、ビタミンB群のひとつである葉酸と呼ばれる成分が多く含まれています。

新しい赤血球を作り出すときに必要となる栄養なので、きちんと摂ることによって貧血の予防になります。

 

貧血というと鉄不足によるもの(鉄欠乏性貧血)が有名ではありますが、葉酸が不足することによって起こる貧血というのは巨赤芽球性貧血と呼び、赤血球の異常によって起こる貧血です。

なので貧血を予防するためには、鉄分だけではなく葉酸も摂るように意識したいですね。

 

また葉酸は胎児の成長にも必要となるため、妊娠中や妊娠を予定している女性はとくに積極的に摂取するといいでしょう。

 

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  ビタミンKが出血を止め、骨の健康を維持する

ビタミンKはケガなどをした際に血を止めたり、カルシウムを骨に定着させる作用があります。

そのため、不足することで血が止まりにくくなったり、骨に取り込まれるカルシウムが不十分になって脆くなる原因となります。

 

とはいえ、ビタミンKは基本的に不足の心配はないと言われる栄養素ではあります。

ただ、骨を丈夫にするために必要なのはカルシウムだけではない、というのは覚えておいてもいいでしょう。

 

  マグネシウムやカルシウムの精神安定作用

オクラにはカルシウムやマグネシウムといったミネラルも含まれており、イライラなどの神経の興奮を抑える効果があります。

またこの2つの成分は丈夫な骨を作るためにも必要となります。

ひとつ前のビタミンKと合わせ、骨の健康を維持するために合わせて摂取しましょう。

 

  便秘に良い食物繊維も食べ過ぎは注意

食物繊維は適度な摂取をすれば便秘にも効果的なのですが、摂りすぎると便秘が悪化する原因になる恐れがあります。

食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の種類がありますが、この中で不溶性食物繊維を摂りすぎると便秘がひどくなってしまう可能性があります。

また、食物繊維は過剰摂取によって他の栄養の吸収を阻むので、オクラも食べすぎないように注意しましょう。

 

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  オクラの効果についてまとめ

オクラは食物繊維が多い野菜なので、便秘に効果的です。

食物繊維は摂りすぎると他の栄養の吸収を阻んだり、逆に便秘を悪化させてしまいますが、もともと不足しがちな成分と言われますので意識して摂るくらいでちょうどいいと思います。

そりゃあバクバク食べれば食べ過ぎになるとは思いますけど、通常の食事の範囲であればまず問題はないと思いますので、オクラも旬の美味しい時期は食事に加えるといいですね。(*^^*)

 

なお、オクラの基本的な茹で方や下処理の仕方についてはコチラをご覧ください。

 

オクラを初めて扱う方にはもちろん、オクラの食べ方を色々紹介しているので、いつも同じ使い方になってしまっている方にもおすすめのページとなっています。

 

 

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