レンコンの下ごしらえ方法~皮むきからアク抜きまで~美味しい食べ方・レシピも紹介!
レンコンは穴が空いた見た目が面白い野菜ですよね。和食によく使われるおなじみの食材ではありますけど、そういえばこんな穴の空き方をしている野菜は他にないような気がします。
そんなレンコンを料理に使う場合ですが、まだ慣れていないうちはどんな下ごしらえが必要なのか知りたい部分だと思います。
具体的には皮を剥いたほうが良いのかとか、アク抜きは必要なのか、といった部分ですね。またアク抜きをするならその方法も。(^^)
今回はレンコンに必要な下ごしらえについてまとめていきたいと思います。
<今回の内容はコチラ>
- レンコンの下ごしらえと手順(皮むき、切り方、アク抜き)
- 蓮根の美味しい食べ方とレシピ
- レンコンの選び方
内容
レンコンの下ごしらえ方法・手順
まず、れんこんにはどんな下ごしらえが必要なのかですが、基本は以下のような手順になります。
- 洗って皮むきする
- 料理に合わせて切る
- アク抜きする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1:皮むきをする
下ごしらえで最初に必要なのが皮むきになります。
レンコンは皮が結構固い野菜なので、包丁よりピーラーを使ったほうが剥きやすいです。
<レンコンの皮むきの仕方>
- 汚れがついているときはよく洗う(タワシを使ってOK)
- ピーラーを使って、縦に皮を剥いていく
- 全体を剥いた後、細かく残っている皮は包丁で切り取る
レンコンの皮は、剥かなければ食べられないというわけではないのですが、皮むきをしたほうが食感や見た目の仕上がりはよくなります。
なので基本は剥いたほうが良いとは言えますが、レンコンの皮にはアンチエイジング効果などがあるポリフェノールが含まれているので、栄養重視なら皮付きで食べてみても良いかもしれません。
2:切る(レンコンの切り方)
皮を剥くことができたら、次にレンコンを料理に使うために切っていきましょう。
一番簡単で使うことが多いのは輪切りで、天ぷらもこの切り方です。やり方は横から一定の幅で切っていくだけです。
輪切りでは大きいというときは、半月切りにしましょう。
やり方は、皮を剥いてから丸ごとのレンコンを一度縦に半分に切ってから、切り口を下にして、好みの厚さで切っていきます。
輪切りで切ってしまったものを半分にカットしても半月切りになります。
ただ、丸ごとの状態で先に半分に切ってから半月切りにしたほうが、手間は少ないです。
他の切り方だと、乱切りもあります。この切り方は煮物とかに使われることがあるかな~って感じですね。
3:アク抜きする
切ったレンコンは水または酢水に浸してアク抜きをしていきます。
レンコンは切ってそのままにしておくと変色してきてしまうため、切ったらその都度水に入れていくのがおすすめです。
なお変色したからといって食べられないわけではないですが、見た目が悪くなるので基本的にはアク抜きはしたほうがいいでしょう。
レンコンをアク抜きする時は、水か酢水を使います。
この2つの違いですが、まず酢水の場合はシャキシャキ感が出て白く仕上がるので、サラダなどのレンコンの色や食感をきちんと出したい料理に向いています。
一方で水の場合はホクホクとした食感になるので、煮物などであれば水でのアク抜きでOKでしょう。
(また煮物なら調味料が染み込んで結局色がついてしまうので、わざわざ白く仕上げる必要もないのが理由です)
切ったレンコンを水か酢水に5分から10分ほど浸けたら、調理してください。
切ってすぐ使わない分は、水を張ったタッパーに入れておけば日持ちします。
レンコンの保存期間や保存方法についてはコチラで詳しく書いています。
蓮根の美味しい食べ方や使い方!どんなレシピに使える?
下処理を済ませればあとは好きな料理に使っていきましょう。
れんこんの使い方は色々あります。
<れんこんの調理方法>
- 炒めもの
- はさみ揚げ・はさみ焼き
- きんぴら
- サラダ
- 酢れんこん
- 天ぷら
- 煮物 など
れんこんは、冒頭でも言ったように穴の空いた見た目が面白い食材のため、輪切りにすることが多いです。(大きい時は半月切りでもOK)
とくに天ぷらや、れんこんでお肉を挟んで作るはさみ揚げやはさみ焼きといったレシピは、基本的には輪切りで作りますね。
はさみ揚げ・はさみ焼きはお肉をいっしょに食べれてれんこんの見た目も楽しめるレシピなので、メインのおかずにおすすめです。
また天ぷらは素材を単体で味わえる料理なので、シンプルにれんこんだけの味を楽しみたいときに良いと思いますよ。
あとは、レンコンは下ごしらえを済ませたら軽く茹でてしまえば、調味料を混ぜたりするだけでサラダや和え物などが簡単に作れます。
野菜が足りないとき、サッと作れるのでおすすめです。れんこんの茹で方や茹で時間についてはコチラをご覧くださいね。
良いレンコンの選び方
<良いレンコンの特徴>
- 手に持ってみてズッシリとした重量感があるもの
- 太さがあってふっくらしているもの
- できるだけ傷がないもの
- 固さがしっかりあるもの
- 表面にツヤがある
- (切ってあるものの場合は)穴の中や表面が黒っぽくないもの
レンコンは、重さがあるものは水分がきちんと含まれていて美味しいです。
また切ってあるものを購入する時は、穴や表面が黒くなっているものは時間が経ってしまっているので、切り口や穴の中は白くてきれいなものを選んでください。
レンコンの下ごしらえについてまとめ
レンコンは皮を剥いたら使いやすいサイズに切って、水または酢水に浸けてアク抜きしてください。
切り方としては輪切りや半月切りでほぼどの料理でも対応できる感じはありますが、レシピによっては乱切りをすることもあります。
作りたいレシピに合わせて、切り方を変えてみてください。(*^^*)
アク抜きは白くシャキシャキにしたいときは酢水で、ホクホクの状態で使いたい時は水で行ってください。
煮物は結局色がつくので水でOKですが、サラダはレンコンの色や食感がよく出ていたほうが美味しく見栄えもよくなるので、酢水でアク抜きしましょう。
サラダは、レンコンを茹でれば簡単に作れますよ。レンコンの茹で方はコチラでどうぞ。
また、レンコンが余ったときやすぐ使わない時は以下の保存方法のページがおすすめです。