りんごを塩水につける時間は何分?濃度や塩水以外の方法5つ!

りんごって時間が経つと茶色くなって、見栄えが悪くなってしまいますよね。

これを防ぐため、塩水に浸けて変色を抑える方法を試す方も多いと思いますが、「浸ける時間や塩の量ってどのくらいだろう?」と疑問に思ったことはないでしょうか。

<今回の内容はコチラ>

  • 時間が経つとりんごが茶色くなる理由
  • 塩水でりんごが変色しないのはなぜ?
  • りんごを塩水につけるときの濃度と時間
  • 塩水以外のりんごの変色を抑える方法5つ

 

色が変わるのを防ぎたい場合、浸ける時間や塩の量はそんなに多くなくて大丈夫です。

今回は塩水以外の方法も紹介しますので、りんごが微妙にしょっぱくなってしまうあの風味が苦手な方にも役立てると思います。

りんごの変色を防ぐ適切なやり方を知っていってください。(*^^*)

 

 

スポンサーリンク

  時間が経つとりんごが茶色くなってしまうのはなぜ?

なぜ、切ったりんごはそのまま置いておくと茶色く変色してしまうのでしょうか?

これはリンゴに含まれるポリフェノールという成分が空気中の酸素に触れることで、酵素の働きで色が変化してしまうんだそうです。

 

つまりは、切ったリンゴの断面が空気に触れなければ変色を防げるということになります。

そのための一つの方法が塩水につける、というやり方です。

 

  塩水につけると変色しない理由

りんごを塩水につけると、リンゴの周りに塩水が膜をつくってくれます。

するとリンゴの表面が空気に触れにくくなるので、変色がしにくくなるという仕組みです。

では、実際にリンゴを付けるための塩水の濃度や浸ける時間はどのくらいでしょうか。

 

  りんごを塩水につけるときの濃度(量)と時間

りんごを浸ける塩水の作り方ですが、まず水が200ccで塩の量は1gで大丈夫です。

1gというのはひとつまみ程度の量です。厳密に量らなくてもいいですよ~。

 

浸ける時間ですが、さっとくぐらせるくらいでOKです。

りんごに含まれる栄養の中には水に溶けてしまう成分もありますので、あまり長時間浸けておくとりんごの栄養が減っちゃいます。

なので、長くても浸けるのは1分以内でいいかな~って感じですね。

 

スポンサーリンク

 

  塩水以外でりんごの変色を抑える方法

りんごを塩水につけた後のあの独特の風味が苦手な人は、別の方法を試してみましょう。

 

  1:砂糖水

砂糖水にもりんごの切り口を空気から守る働きがありますので、甘みをより強くしたい方におすすめの方法です。

やり方は水200ccに対して砂糖大さじ1をよく溶かし、りんごを入れて5分~10分浸ければOKです。

 

言うまでもないですが、変色を抑えたいりんごの切り口全体が砂糖水に浸る必要があるので、ボウルや容器も小さめであるといいですね。

(大きいものしかないときは、水の分量に対して砂糖の量も増やしてみてください)

 

  2:ハチミツ水

ハチミツを溶かした水でも変色を抑えることが出来ます。りんごにハチミツは相性バツグンですよね!(*^^*)

はちみつの風味が好きならぜひ試してみてほしい方法です。

やり方ですが、水は1カップ(200cc)用意して、この水にハチミツを大さじ2杯溶かします。これにりんごを30秒だけ浸ければ変色を防ぐことが出来ますよ。

りんごはひたひたに浸けてくださいね。

 

  3:レモン汁・レモン水

次にレモン汁・レモンを溶かしたレモン水での変色防止についてです。

レモンが含むビタミンCという成分はポリフェノールより先に酸素によって酸化するため、りんごの断面につけることで色が変わるのを抑えてくれるのだそうですよ。

 

スポンサーリンク

 

レモン汁やレモン水を用いたやり方ですが、レモン汁であればそのまま切り口にふりかければOKです。

レモン水の場合は、水1カップに大さじ1杯のレモン果汁を入れれば作れます。りんごはこのレモン水に5分ほど浸けておきましょう。

(やってみて酸っぱいようなら、レモン果汁の分量を小さじ1くらいに減らしてもOKです)

 

カットしたリンゴの量が多いときは、レモン水にするといいですね。

 

  4:炭酸水

炭酸水でも茶色くなってしまうのを防ぐことが出来ます。(クエン酸が含まれているのがいいそう)

炭酸飲料であるならジンジャーエールとかでも大丈夫ですよ。これはとくに水で薄めたりする必要はありません。

浸けるのは3分から5分ほどでOKです。あまり長くつけすぎるとリンゴの風味が悪くなるので、注意してください。

 

  5:フルーツ缶詰のシロップ

果物の缶詰があれば、そのシロップにつけるのも効果がありますよ。

砂糖が変色を抑えてくれる上、果物の缶詰に使われているシロップなので、りんごとの相性もいいです。

 

やり方は、缶詰のシロップにそのままりんごをサッと絡めるだけでOKですよ。

お好みで、このシロップに好きな量のレモン汁を加えてもいいです。

缶詰シロップを薄めて使いたい方は、シロップ100ccであれば水も100cc(1:1の分量)で5分から10分ほどつけてみてください。

 

果物の缶詰ならなんでも大丈夫なので、缶詰フルーツとりんごをいっしょに食べるのもいいですね。(笑)

 

スポンサーリンク

 

  りんごの変色を防ぐ方法まとめ

茶色くなったりんごって、食べられなくはないですけど少ししょんぼりしますよね。(´・ω・`)

なので気になるなら、塩水につけたりして対策をするといいと思います。

そういえば、スーパーの試食コーナーのリンゴもほんのり塩味するんですよね。(笑)

 

普通の水でも付いている間は変色を防ぐことが出来ますが、乾いてしまうとすぐに色の変化が始まってしまうので、やはり水にはなんらか混ぜるのがいいかなと思いますね。

りんごが塩風味になるのが苦手って人は、砂糖やハチミツなどでも変色を防止できます。

やり方は何種類かありますので、お好みの方法を見つけられるといいですね。(*^^*)

 

りんごは生のままでも美味しいですが、ひと手間加えてアレンジしてみるのはどうでしょうか~。

 

こちらではりんごをジャムやチップス、ゼリーなどにするレシピを紹介しているので、りんごの食べ方に変化をもたせたいときはぜひご覧ください。

 

 

スポンサーリンク