ご飯の冷凍の仕方!解凍のやり方と日持ち・保存期限は何日?

日本人なら毎日のように食べるご飯、炊飯器での炊きたてはとても美味しいですよね。(*^^*)

ですが、炊いた分を一度に全部消費しきれないことはしばしばあります。

すぐに食べられるなら釜の中に入れておくこともできますが、数日残りそうなら「冷凍できないかな?」と考えますよね。

<今回の内容はコチラ>

  • ご飯を冷凍する利点
  • ご飯の冷凍方法と美味しく冷凍するポイント3つ
  • 冷凍ご飯用の専用容器の紹介
  • ご飯を冷凍できる期間
  • 冷凍ご飯の解凍方法

 

ご飯を冷凍する場合は、余った分を冷凍すると言うより、炊いてすぐ包んだほうがいいですよ。

冷凍すればご飯を炊く手間も減るので、主食を用意するのも簡単になります。

今回の内容ではご飯の冷凍の仕方・保存可能な期間のほか、解凍方法も紹介していきます。ぜひ実践してみてください。

 

 

スポンサーリンク

  ご飯を冷凍する利点

  • ご飯が長持ちする
  • 何度も炊く手間がなくなり、手軽にご飯を用意できる
  • 一度に多く炊けば、炊飯器で炊く電気代が節約できる
  • 冷蔵庫よりもおいしいまま保存できる

 

冷凍の魅力的なところは、なんといっても長持ちするところです。

ご飯は冷蔵だと3日ほど、常温であれば冬で2~3日、涼しい秋や春であれば1~2日、夏は6時間ほどしかもちません。

しかし冷凍だと1ヶ月くらいは食べることができる(冷凍可能な詳しい期間については後ほど書きます)ので、一度に多めに炊いてストックしておくという方法を取ることができます。

 

一人暮らしでも、一回で5合くらい炊いておいて冷凍しておけば、しばらくは炊く必要がなくなって便利ですよ。

ご飯は常温だとそんなに持ちませんし(とくに夏はすぐ異臭が…^_^;)、冷蔵庫で冷やすと美味しくなくなるので、短期間の保存であっても冷凍は一番ご飯の保存に向いているんです。

 

ご飯に含まれているデンプンは、0℃から4℃くらいが一番劣化が進む温度のため、ご飯を冷蔵庫に入れると味が一気に悪くなってしまうのです。

しかし冷凍の場合、でんぷんが劣化しないまま保存することが出来ますし、ご飯は急激に冷やすことで味が維持されるので、おいしいかどうかという意味でも冷凍が一番でしょう。

 

スポンサーリンク

 

  ご飯の冷凍方法!美味しく冷凍するポイントは?

  1:温かいうちに包む

ご飯を炊いたら、炊きたてのアツアツのうちにラップに包むようにしましょう。

温かいうちに包むことで蒸気を含んだままご飯を保存できます。

こうすると水分が維持されて、解凍時にまるで炊きたてご飯のようなふっくらとした食感で食べることが出来ますよ。

 

なお、時間が経って冷めてしまったご飯でも冷凍できなくはないですが、ふっくら感は劣ります。

 

  2:1回分ずつ、固めないで優しく包む

ご飯の量は普段食べる量の1回分ずつ包むのがおすすめです。

量がいまいちわかりにくいときは、いつも使う茶碗に盛ってみた分を包むといいですよ。

 

管理人はご飯をはかりに乗せて、ひとつずつグラム数を量りながらやっています。(笑)

普通サイズの茶碗だと1杯でだいたい140g~160gほどです。どんぶり(大盛り)なら200g〜240gくらい。

普段用・どんぶり用と分けて包むのもいいでしょう。

 

私はあまりご飯をたくさん食べないので、1回分をちょい少なめにして100g~120gくらいですね。

 

スポンサーリンク

 

また、ご飯を包むときはギューギューにきつく包まないのもポイントです。

あまり押し込むと米粒が潰れて解凍したときにベチャッとなってしまったり、お米同士が固まってほぐれにくくなってしまいます。

 

  3:平べったく包んで、素早く冷凍する

ご飯は粗熱がとれてから冷凍庫に入れます。(※熱いまま冷凍庫に入れてしまうと、冷凍庫の中の温度が上がって、他の食べ物が悪くなってしまいます)

冷凍するときはできるだけ素早く凍らせることができると、品質の劣化を抑えられるので美味しいご飯になります。

 

なので、できればアルミホイルに包んだり、金属トレー(バット)に乗せたりするといいですね。冷凍時間を短くすることができます。

(冷蔵庫に急速冷凍の機能があれば、それを使うのもアリ)

 

また、ご飯を包むときに薄く平べったく包むことで、中心までの冷凍時間を短くできます。

 

  ご飯を冷凍する専用の容器もアリ

どの家にもあるものであればラップかな~と思うんですが、習慣的にご飯を冷凍する機会があるなら専用容器を購入しちゃうのもいいですね。

こちらの容器はご飯を冷凍する専用のものです。中身の容量もちょうどご飯1杯分なので、ラップに包むときのように量にムラができたりしないのが特徴です。

(大盛り、小盛りタイプもあります)

 

ラップだと買い忘れて切らしてたりもしますけど、こちらは洗えるので何回でも使えます。

使い方は普通に炊きたてご飯を入れてからフタをしめ、粗熱がとれたら冷凍するだけです。

 

  ご飯を冷凍できる期間は?

冷凍ご飯の日持ちは1ヶ月ほどです。

保存しておこう!と思えば、一年でも食べられなくはないですが、ご飯単体で食べようとすればあまり美味しくないと思いますね。(雑炊とかにすればまあ…)

冷凍していても少しずつ味は落ちていきますので、できるだけ早めに消費したほうが美味しいまま食べられるでしょう。

 

少し手間ですが、ラップに包んだご飯をフリーザーパックに入れて、日付を書いておくと管理もしやすいです。

袋に入れると冷凍庫のニオイ移りもしにくくなるので、よりしっかりとした保存をしたい方にもおすすめです。

 

  冷凍ご飯の解凍方法は?

解凍は凍ったご飯のまま電子レンジで行いましょう。

つまりは冷凍庫から出してすぐ電子レンジに入れてOKです。

冷蔵庫でのゆっくりとした解凍は、味が悪くなってしまうのでおすすめできません。(ただし、電子レンジでの温め時間が短く済む、という利点はありますが)

 

管理人が普段食べる100g~120gくらいのご飯だと、電子レンジ500Wで2分20秒くらいで解凍できます。

が、機種によっても多少違いますし、ご飯の量が多い場合は解凍時間も伸ばしてみてください。

 

なお、電子レンジでは解凍にムラが出やすいです。

なので一部冷たい部分があったりして気になるときは、途中ほぐせるくらいの柔らかさになったらお茶碗に入れ直してください。

そしたらご飯をほぐして、電子レンジにかけなおしましょう。

 

スポンサーリンク

 

  ご飯の冷凍方法まとめ

白米はもちろん、玄米などでも実践可能なのでぜひやってみてください。

最低限、炊きたてをラップで包んで熱が冷めたら冷凍庫に入れる、ってことを守れば、基本おいしく食べられます。

 

一人暮らしでも一度に多めに炊いておいて冷凍すれば、何度も炊く手間なく長持ちもするのでいい方法ですよ。

何回も炊くのって結構大変ですからね。時間もかかりますし、炊きあがる前にでかけられないし。(笑)

基本的にラップがあればできますので、後々好きなときに食べられるようにしておきましょう。

 

ちなみに、ご飯と一緒に食べることの多い卵も冷凍できます

 

冷凍卵での卵かけご飯は、生卵とはまた違ったお味で美味しいですよ。

ご飯と一緒に冷凍しておいてもいいですね~。

 

スポンサーリンク