アスパラでタンパク質は摂れる?植物性食品で多い食べ物は?
アスパラは通年購入することができる野菜ですが、春が美味しい旬の食べ物です。
アスパラは結構栄養価が高い野菜なのですが、たんぱく質って入っているのでしょうか?
<今回の内容はコチラ>
- アスパラでたんぱく質は摂れる?
- タンパク質の種類(動物性と植物性)
- アスパラ以外のタンパク質の多い植物性食品
- アスパラの栄養
たんぱく質はお肉とか卵とかに多いイメージですが、野菜であるアスパラで摂取することができるのか、今回は書いていきたいと思います。
また、アスパラ以外でタンパク質の多い野菜や果物なども紹介します。
植物性食品からたんぱく質を摂取したいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
内容
アスパラでタンパク質は摂れるの?
まず、アスパラのタンパク質の量は100gで2.6gとなっています。
中ぐらいのアスパラ1本で20gとすれば、たんぱく質は1本で0.52g摂れることになりますね。
1日に必要なタンパク質の量は、体重(kg)×1.2~1.6なので、アスパラだとそこまでたくさん摂取できるというわけではないかな…と思います。
ただ、豆類には負けるものの、アスパラは野菜の中ではそれなりにたんぱく質はある方です。
<アスパラ以外の野菜のたんぱく質(100gあたり)>
- オクラ:2.1g
- ほうれん草:2.6g
- 西洋かぼちゃ:1.6g
- たまねぎ:1g
- にんじん:0.5g
それに、野菜からはビタミンなどの栄養を補給することもできるので、たんぱく質を少量でも補いながら他の栄養摂取に活かす、という考え方をするのもいいと思いますよ。
タンパク質には植物性と動物性の種類がある
タンパク質には、肉や卵といった動物性食品から摂取できる動物性たんぱく質と、大豆などの植物性食品から摂れる植物性たんぱく質があります。
体の中での吸収率は動物性たんぱく質のほうが高いですが、植物性たんぱく質を含む食べ物はカロリーが低いものが多く、量を食べてもカロリーオーバーしにくいという特徴があります。
※アスパラのカロリーについてはこちらで。
動物性たんぱく質は、部位などによっては脂身が多くなってしまうというデメリットがあります。
なのでカロリー制限をしたいときは、できるだけ赤身のものを選ぶなどの工夫が必要となります。
先にも言ったとおり、植物性食品には肉などでは補えない、ビタミンやミネラルを多く含んだ食品が多いのも特徴です。
アスパラも葉酸やビタミンKがたっぷりと含まれています。食事はバランスよくが一番ですよ。(*^^*)
アスパラ以外でタンパク質の多い植物性食品
豆類・大豆食品
豆類や大豆食品は植物性食品の中でもタンパク質が多い食べ物です。
<豆類・大豆食品の100gあたりのタンパク質>
- えだまめ:11.5g
- そらまめ:10.5g
- 納豆:16.5g
- もめん豆腐:6.6g
- 絹豆腐:4.9g
味噌汁に豆腐を加えたり、朝食に納豆を食べたりすると簡単に摂取できますね。
野菜
<野菜の100gあたりのたんぱく質>
- モロヘイヤ:4.8g
- 芽キャベツ:5.3g
- たけのこ:3.5g
- ブロッコリー:3.5g
- とうもろこし:3.5g
たけのこって結構たんぱく質多いんですよね。
ちょうどアスパラと旬も被りますし、いっしょに食べるのも良いんじゃないでしょうか~。
果物
<果物の100gあたりのたんぱく質>
- アボカド:2.5g
- オレンジ:1g
- バナナ:1.1g
- キウイ:1g
一応多いものをまとめてみましたが、果物の場合はアボカド以外ほとんどたんぱく質が取れないと覚えていいと思いますね。
そりゃまあ、大量に取ればその分補給になるのですが、そのほかの栄養過多が心配ですし、基本的には大豆とかのほうが効率は良いかと…(笑)
果物は果物でビタミンCとかカリウムとか摂取できますし、食事のデザートに加えてみるのはどうでしょうか。(*^^*)
アスパラの栄養
アスパラには疲れを取ってくれるアスパラギン酸、貧血予防となる葉酸などの成分が含まれています。
またGABAも入っているので、神経を落ち着かせて入眠しやすくする効果もあります。
アスパラは結構栄養豊富な食べ物なので、積極的に食事に加えていくといいですよ。
アスパラの栄養について、詳しくはコチラをご覧ください。
また、アスパラが含むビタミンについては以下のほうが詳しいです。
アスパラのタンパク質まとめ
アスパラのたんぱく質は肉や魚と比べちゃうとそこまで多くはないんですが、野菜の中でって話であればそれなりに含んでいると思いますね。
より効率よく植物性たんぱく質を摂取したい時は、大豆食品のほうが多いかなと思いますが、アスパラには葉酸などの栄養も豊富なので食材として使うのはとてもいいと思います。
それにカロリーも低いので、アスパラを具材に使ったからと言って太る原因にはならないですよ。
ただ、アスパラって痛むの早いですからね。購入したらきちんと保存しましょう。