さつまいものカリウムの量(含有量)はどのくらい?栄養の効果は?
カリウムと言えば余分なナトリウムの排出を促して、高血圧やむくみを予防してくれるミネラルです。
秋頃に食べられる食材といえばサツマイモは代表的なものの一つですが、どのくらいのカリウムが入っているのか気になりますよね。
とくに健康を気にしている方は不足しないように注意したいですし、カリウム以外に含まれる栄養や、太らないためにカロリーも知っておきたいところです。
<今回の内容はコチラ>
- さつまいものカリウムの量
- カリウムが多い食品
- サツマイモが含むカロリーや炭水化物
- サツマイモの栄養とその効果
今回はサツマイモのカリウムについての他、含まれるカロリーや栄養についてまとめていきたいと思います。
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内容
さつまいものカリウムの量はどのくらい?
さつまいもに含まれるカリウムは、生の皮付きサツマイモ100gあたりで380mgです。
さつまいも1本の重さというのは、中サイズで大体200g~300gなので、カリウムは1本あたり760mg~1140mgということになりますね。
(大きめのサツマイモだと1本500gを超えるものもありますので、重さはあくまで目安です)
1日のカリウムの摂取量ですが、目標量として18歳以上の男性で3000mg以上、女性で2600mg以上です。
ということは、300gのサツマイモを食べれば成人男性でも1日の3分の1のカリウムは摂れてしまうことになりますね。
私もよくおやつにサツマイモをレンジで蒸して食べるのですが、1回で食べる量というのはちょうど200g~300gくらいなので、さつまいもは単体でもカリウムが摂りやすい野菜と言えるのではないでしょうか。(`・ω・´)
カリウムが多いのはさつまいもだけじゃない?
カリウムを多く含んでいるのはサツマイモだけではなく、魚や魚介類、肉類、果物など幅広いです。
たとえば野菜ひとつ取っても、100gあたりのカリウム含有量は以下のようになっています。
- ほうれん草(ゆで):490mg
- 西洋かぼちゃ:450mg
- セロリ:410mg
- 枝豆(ゆで):490mg
- じゃがいも(生):410mg
生の状態だとサツマイモよりじゃがいものほうがカリウムは多いのですが、蒸した場合のカリウムはサツマイモが390mg、ジャガイモが330mgになります。
なので、蒸すとサツマイモのほうが多くカリウムを摂取できることになりますね。
サツマイモはおやつとして焼き芋にしたり蒸したりして食べられるので、1回で多くのカリウムを摂取することができます。
手軽なカリウム摂取源として、サツマイモを食べるようにしてもいいかもしれません。(*^^*)
ちなみにカリウムは水溶性なので、煮る・茹でるといった調理法だと水の中に溶け出してしまいます。
なので、カリウムが多い食品を食べる時は、できるだけ生で食べるのが良いとも言われます。
さつまいものカロリーと炭水化物量!さつまいもは太る?
さつまいもは炭水化物が多い食べ物で、先ほどと同じような200g~300gのお芋であれば1本につき66.2gから99.3gの炭水化物を含みます。
炭水化物の量はほぼ糖質の量と考えてもいいため、糖質制限中だとちょっと食べづらい食品ではありますね。(^^;)
またカロリーに関しても、1本200g~300gであると280kcal~420kcalになるので、おやつにしてもちょっと多いかもしれません。
なので、さつまいもを食べる時は同じ炭水化物の多い食品(ご飯やパン、麺類など)を控えたり、置き換えたりするなどで工夫するといいでしょう。
サツマイモの炭水化物については、コチラのページでも詳しく書いています。
サツマイモのカロリーや炭水化物を考えると、多く食べれば確かに太るとは思います。
ただ、さつまいもには食物繊維という満腹感を高めてくれる成分が多く含まれています。
つまりは逆に食べすぎ抑制をしてくれますし、多く食べてしまう前にお腹いっぱいになりやすいです。
なので、使い方を考えればダイエット中にも食べられると思いますよ。
さつまいもが含む栄養と効果は?
サツマイモはカリウムはもちろんですが、それ以外にも豊富な栄養を含んでいる野菜です。
<サツマイモの栄養・効果>
- 食物繊維:便秘改善、食べ過ぎ抑制、満腹感を高める
- 葉酸:貧血予防、胎児の正常な成長に役立つ
- ビタミンC:美肌効果、老化防止
- パントテン酸:ストレスへの抵抗力を強める、免疫力を高める
- ビタミンE:老化を防ぐ、冷え性の改善(血流改善効果)、生活習慣病を予防する
炭水化物が多めとはいえ、サツマイモは栄養価が高いので、食べるメリットは多くあると思います。
さつまいものカリウムについてまとめ
さつまいもはカリウムを多く含む食品で、1本で760mg~1140mgほど入っています。
蒸したり焼いたりしたものを、そのままでも美味しく食べられるのが利点の野菜です。
カリウムを摂りたいと思っている方は、サツマイモを取り入れてみるのはいかがでしょうか。(*^^*)
ただサツマイモは炭水化物が多い食材なので、糖質制限ダイエットをしている場合は注意が必要です。
サツマイモの炭水化物についてはコチラをどうぞ。