さつまいもはタンパク質を摂取できる?含む栄養や効果は?

サツマイモは秋の食べ物としてお馴染みですよね。寒くなってきた頃に食べるホクホクの焼き芋は、温まるのと同時にお腹を満たしてくれます。(*^^*)

そんなサツマイモですが、摂取できる栄養ってどんなものがあるのかご存知ですか?

食事に置いては味は大事ですが、栄養面も考えて食べたいですよね。

 

たとえばタンパク質なんかは筋肉や皮ふなどを構成しているので、体をつくるためには重要な栄養です。

運動をよくする方はもちろんですが、ダイエット中や普通の方でも減らさずにきちんと摂取しておきたい成分なので、毎日の食事にしっかりと加えたいものです。

では、サツマイモではタンパク質は摂れるのでしょうか?また、サツマイモが多く含む栄養はどんなものでしょうか?今回はこれらをテーマにまとめていきたいと思います。

<今回の内容はコチラ>

  • サツマイモのタンパク質ってどのくらい?
  • タンパク質が多い食品の例
  • さつまいもの栄養
  • 皮の栄養について

 

 

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  さつまいもにはタンパク質は多いの?

では、まずは知りたいさつまいものタンパク質ですね。

サツマイモに含まれるタンパク質は、皮付きの生の状態100gで0.9gです。

サツマイモ1本の重さというのはバラつきがありますが、中くらい1本で200g~300gほどなので、1本のタンパク質は1.8g~2.7gになりますね。

 

それで1日に必要なタンパク質の摂取量ですが、体重1kgあたりで1.2g~1.6gほどになります。

たとえば体重50kgであれば、50(kg)×1.2~1.6(g)=60~80g、つまり60~80gのタンパク質が必要となります。

計算は簡単なので、以下の式にご自分の体重を当てはめて1日のタンパク質量を出してみてください。

<1日のたんぱく質摂取量の計算の仕方>

  • 自分の体重(kg)×1.2~1.6(g)=1日に必要なたんぱく質(g)

 

例として1日に60gのタンパク質が必要とすれば、サツマイモで摂れるタンパク質はそんなに多くないですね。(^^;)

なので、タンパク質を摂取しようとしてサツマイモを食べるのは効率的ではないでしょう。

ではどんな食品にタンパク質が多いかというと…次の項目で紹介します。(`・ω・´)

 

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  タンパク質が多い食品ってどんなもの?

タンパク質が多い食品は、肉や魚、卵などがあります。

<タンパク質を多く摂取できる食品の例>

  • 肉類
  • 魚類
  • 牛乳(乳製品)
  • 大豆食品
  • 魚介類

 

肉類といっても油が多い部位ではなくて、いわゆるサッパリとした赤身の部位のほうがカロリー低めで、かつタンパク質を効率的に摂取できる利点があります。

たとえば鶏肉のササミなんかは高タンパク低カロリーなので、ダイエット中に使いやすい食材と言えます。

 

また魚も同様で、例としてマグロなんかもトロより赤身のほうがタンパク質は多いです。

魚介類はエビやカニ、イカ、タコなどにもタンパク質が多めですね。

 

逆に果物や野菜などは全体的にタンパク質が少ない食品です。

ただカロリーが低いものも多いですし、ビタミンやミネラルを摂取できるので、欠かさず食べていきたいものではあります。

 

じゃあサツマイモにタンパク質があまり入っていないなら、どんな栄養が摂れるの?って気になるところですよね。

次の項目で見ていきましょう。

 

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  さつまいもに多い栄養って?

  サツマイモが多く含むのは炭水化物

エネルギー源となる三大栄養素(脂質、炭水化物、タンパク質)のうち、サツマイモは炭水化物が多い食品となります。

炭水化物というのはご飯も多く含む成分です。他には麺類やパン、砂糖がたくさんの食品にも炭水化物は多く含まれます。

 

つまり炭水化物が多いものは主食になるので、サツマイモをご飯の代わりに主食にしてもいいのです。

サツマイモの炭水化物についてはコチラで詳しく書いています。

 

炭水化物の量は糖質+食物繊維なのですが、食物繊維が占める割合というのは多くないです。

なので、炭水化物の量はおおよその糖質量と思っておいてあまり問題はないと思います。

糖質制限をしている場合は、サツマイモの食べすぎに注意しましょう。(・ω・´;)

 

なお炭水化物以外にサツマイモが含む栄養と言うと、便秘改善に役立つ不溶性食物繊維や、シミやくすみといった肌トラブルを予防するビタミンCなどがあります。

ちなみに食物繊維は満腹感を高めてくれる効果もあるので、糖質が多いとは言えど逆に食べ過ぎを防止してくれるかもしれません。

 

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  栄養は皮に豊富

食物繊維やビタミンCといった栄養は、皮の部分に多く含まれています

そのため、サツマイモはできれば皮もいっしょに食べたほうがより栄養を多く摂取することができます。

まあ基本は皮のまま使う料理が多いと思うのですが(天ぷらとか煮物とかも、皮があったほうが見栄えもするし)、焼き芋だと皮はパサパサして食べにくいですよね…。(´・ω・`)

 

サツマイモを丸ごと食べる調理法なら、焼き芋よりは茹でたりレンジで温めたほうが皮が柔らかくなって食べやすいですよ。

 

スイートポテトとか皮を取り除くのが基本のレシピ以外は、できれば皮を食べるようにするといいと思います。

皮ごとのスイートポテトのレシピもあるようですが…。

Cpicon ほくほく!皮付きスイートポテト♪ by na♡*

 

ちなみに野菜や果物は、基本的に皮の部分のほうが栄養があったりしますよ。(例えばリンゴもそう)

 

  さつまいものタンパク質についてまとめ

さつまいもにはタンパク質はそこまで入ってはおらず、三大栄養素の中では炭水化物が多いです。

炭水化物はほぼ糖質の量なので、糖質制限のダイエットをしているときは注意する必要がありますね。(´ω`;)

サツマイモの炭水化物についてはコチラのページをどうぞ。

 

ただサツマイモは食物繊維などの栄養も豊富なので、食べる利点は十分あります。

気になる時はご飯の代わりとして主食にすると、糖質の摂りすぎ予防になると思いますよ。

 

 

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