さつまいもが腐るとどうなるの?特徴・見分け方とベストな保存方法
焼き芋などで単体で食べても美味しいですし、おかずやスイーツ作りにも活躍するさつまいもは、すぐに腐るようなイメージはない野菜ですよね。
しかし保存の仕方が悪かったりすると、意外と傷むのが早かったりすることも…?
なので今回は腐ったサツマイモの特徴や、サツマイモに適した保存の仕方をまとめていきたいと思います。
<今回の内容はコチラ>
- サツマイモが腐るとどんな状態になる?
- さつまいもに合った保存方法や賞味期限、冷凍の仕方
- 美味しいサツマイモの見分け方は?
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内容
さつまいもが腐るとどうなる?特徴は?
サツマイモは、傷むと以下のような状態になります。
- 変な匂いがする
- カビが発生している
- 身が妙に柔らかい
- グチャッとしている
匂いを確認するのはどんな食べ物でも基本ですが、サツマイモの場合は腐っていると酸っぱいような匂いがします。
また、生のサツマイモというのは通常なら固いものですが、フニャフニャですぐ折れてしまうようなものは傷んでいます。この場合は食べないようにしましょう。
多くの野菜は冷蔵庫に入れるのが普通ではありますが、サツマイモは寒さに弱いです。なので低い温度で保存してしまうと低温障害を起こし、傷むのが早まります。
そのため、サツマイモの保存は常温が基本となります。
また水気は大敵なので湿度には注意し、風通しの良い場所で保存するのが望ましいです。
次の項目で、サツマイモの詳しい保存の仕方を紹介します。
さつまいもに適した保存方法は?冷凍の仕方と賞味期限も紹介!
サツマイモを保存する場合は、1本ずつ新聞紙を巻いてから風通しが良い冷暗所で保存します。
こうすると1ヶ月くらいは持ちます。冷凍しなくても長期保存が効くというのはいいですね。(*^^*)
ちなみにサツマイモの適温は10℃から15℃程度なので、このくらいの温度で保存できれば3か月くらいは持たせることができます。
なおサツマイモは20度くらいから発芽してきてしまいますので、夏場は冷蔵保存のほうがおすすめです。
ただ、先に言ったとおりあまり低い温度だと低温障害を起こしてしまいますので、この場合は冷蔵庫の中でも温度が高い野菜室での保存がいいでしょう。
(サツマイモが低温障害を起こすのは、8℃~5℃あたりを下回ったくらいと言われます)
野菜室で保存したいときは冷えすぎるのを防止するため、新聞紙で包んでからポリ袋に入れ、口を軽く閉じて保存しましょう。
サツマイモの冷凍方法
さつまいもは、冷凍することも可能です。
といってもサツマイモの冷凍での賞味期限としては1ヶ月ほどなので、長持ちするかどうかという意味では常温とそう変わりません。
ただ、冷凍は下ごしらえを済ませた状態で長い保存ができるのが利点です。なので調理で使いやすい状態にしてから、まとめて保存しておきたいならおすすめです。
冷凍の仕方としてはサツマイモを料理に使いやすい大きさに切り、水にさらしてアク抜きします。
そうしたら水分を拭き取ってフリーザーパックに入れ、中の空気を抜いて冷凍保存します。
これは生の状態での冷凍方法ですが、加熱したり潰してから冷凍するやり方もあります。
これらの冷凍の仕方についてはコチラのページをどうぞ。
またアク抜きのやり方など、サツマイモの一通りの下処理の仕方については以下でまとめています。
美味しいさつまいもの見分け方
- (同じくらいの大きさから選ぶなら)ズッシリとした重量感があるもの
- ふっくらとしていて、太いもの(細くないもの)
- 両端や皮に黒っぽい汁(蜜)がたっぷり滲んでいるもの
- 凹凸が少なく、スッキリとした形のもの
- 表面にツヤがあり、色が均一で鮮やかなもの
サツマイモは、両端の切り口や皮に黒っぽい蜜が多いものほど甘い傾向があります。色合いとしては、黒蜜みたいな感じですね。
生のものはもちろんですが、焼き芋も選べる場合は蜜がたっぷりのものを購入できるとより甘くて美味しいです。
私が以前住んでいたところで、近所のスーパーでは紅天使という品種の焼き芋が売っていたのですが、とにかく蜜が多いものを買うとすごく甘くてペロリと食べてしまいました。
(私はいつもサツマイモを食べるのに時間がかかるのですが、この時は本当にペロリでした。笑)
同じ品種でも蜜が多いか少ないかで随分甘さが違っていました。
なので、甘いサツマイモを食べたいときはぜひチェックしてみてください。(*^^*)
腐ったさつまいもの見分け方についてまとめ
傷んだ食べ物というのは「あ、これヤバいな…」何ていう風に感じるはずなので、違和感を感じたら使わないようにしましょう。
いっしょに保存の仕方を紹介しましたが、サツマイモはそうすぐには腐らない野菜です。
なので私の場合は、1週間位で食べれるときは台所のテーブルにそのまま放置したりしてます。(笑)
サツマイモは低い温度には弱いので、基本的には冷蔵庫ではなく常温、夏場は冷蔵保存するとしても野菜室で、となります。
冷凍については今回は生のままでの方法を紹介しましたが、加熱したり潰したりしたものを冷凍することもできます。
これらのやり方については、以下のページをご覧くださいね。
スイートポテトとかよく作る方は、潰してから冷凍すると便利ですよ。(*^^*)
また、サツマイモの扱いにまだ慣れていない方はコチラの下処理方法のページがおすすめです。
サツマイモに必要な下ごしらえを一通り詳しくまとめているので、はじめてサツマイモを料理に使う場合もぜひ。(`・ω・´)