さつまいもの下処理や洗い方!アク抜きや切り方、美味しい食べ方も紹介!
天ぷらなどのおかず系レシピの他、炊き込みごはんにしても美味しいさつまいも。
その甘さから焼いたりふかしたりしても単体で美味しく、またケーキなどのスイーツ作りにも活躍する、幅広い用途のある野菜です。
サツマイモを自分で調理するときは下処理をしていくわけですが、どんな食べ物でも慣れていないとその扱い方に困るものです。
サツマイモの場合はどのように洗うのかとか、アク抜きの詳しいやり方とか知りたいですよね。
<今回の内容はコチラ>
- サツマイモの下処理と手順
- ┗洗い方、切り方、アク抜き、皮むきについて
- サツマイモの美味しい食べ方・レシピ
- サツマイモの保存方法と保存期間
- さつまいもは生食できるのか
今回はサツマイモの詳しい下処理方法の他、美味しい食べ方や保存の仕方などもまとめていきます。
内容
さつまいもの下処理方法と手順
サツマイモの下処理の仕方としては、以下のような手順になります。
- サツマイモをよく洗って土などの汚れを落とす
- (皮むきが必要な場合は皮を剥く)
- 両端を切り落として、料理に使うサイズに切る
- 切ったものは10分くらい水にさらしてアク抜きする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
洗い方
汚れが目立つサツマイモの場合は、きちんと洗っていきましょう。
流水にさらしながら手で洗いますが、汚れが落ちにくい時はタワシなどを用いて洗っていきます。
強くこすってしまうと傷が付いてしまいますので、あまり力を入れずに優しく洗ってください。
なお、スーパーで売っているものはあまり土もついておらず、綺麗なものも多いです。
なので、目立つ汚れがないサツマイモは手で表面をこすりながら、ある程度流水で洗ってあげるだけで十分です。(たわしを使うほどではないかな~と思います)
なお、時間があれば洗う前に水に10分ほどサツマイモを入れておくといいでしょう。
水に浸けることで土も浮いてきますし、汚れが落としやすくなりますよ。
切り方
ではサツマイモを洗ったら次に切っていくわけですが、サツマイモは料理によって切り方が様々あります。
とくに使うことが多いかな~と思うのは輪切りで、端を切り落としたらそのまま横に切っていくだけです。
煮物や天ぷらではよく輪切りにしますね。幅はレシピによって違ったりしますが、私は1cmくらいに切ることが多いです。
次に、スティック状にする切り方。お芋の端を切り落としたら1cmくらいの厚さで斜め切りにし、またその芋を1cm程度の幅で細長く切っていきます。
スティック状に切ったものはバターで焼いたり、揚げてお砂糖をかけて食べても美味しいです。
他の切り方だと乱切り(大学芋とか)や、チップス用にスライサーで薄くスライスする方法などがあります。(スライスは切り方とは言わないかな?笑)
アク抜き
サツマイモを切ったらボウルなどに水を張り、10分くらい入れてアク抜きしていきます。
サツマイモをアク抜きする理由としては、切ってそのまま放置すると変色してしまうので、見た目良く保つために水にさらします。
(サツマイモのアクの成分は水に入れることで抜けていきます)
また、アク抜きすることで味が染み込みやすくなり、料理の味もよくなるという利点があります。
ただ、サツマイモのアクと言われる成分は害があるわけではありません。
なので、見た目や味にそこまでこだわらないなら、アク抜きをせずに使っても食べることはできます。
言うなれば基本はやっておいたほうが良いけど、必須ではないという感じですね。(・ω・´;)
私も切ってすぐにレンチンで食べるときはアク抜きしてないです。(笑)
さつまいもに皮むきは必要?皮は食べられるの?
さつまいもは外側に皮がありますよね。基本的にサツマイモは皮をいっしょに食べれる野菜なので、ほとんどのレシピでは皮を剥く必要はありません。
たとえば天ぷらや炒めもの、煮物といったサツマイモ定番のレシピでは皮付きのまま使われることが多いです。
また、個人的にですがサツマイモの中身の黄色と外側の皮の紫色がいっしょにあると見た目がきれいなので、色合い的にも皮はあったほうがいいんじゃないかと思います。(笑)
ちなみに、サツマイモの食物繊維やビタミンCといった成分は皮の部分に多いので、栄養面を考えても皮をいっしょに食べたほうが良いですね。
皮むきが必要な面としては離乳食にしたいときや、スイートポテトなどの皮を取り除いてなめらかな食感にしたいレシピのときです。
サツマイモの皮のむき方についてはコチラをどうぞ。
それ以外の場合は、皮は剥かずに使ってOKかなと思います。
なお、サツマイモの芽はジャガイモとは違い毒がないので、食べても大丈夫ですよ。
さつまいもの美味しい食べ方とレシピ
サツマイモは、冒頭でも言ったようにおかずにもスイーツにも使える用途の幅が広い野菜です。
食事系の食べ方だと、
- ふかし芋や焼き芋にする
- 炊き込みご飯
- 炒めもの
- きんぴら
- サラダ
- 煮物
- 天ぷら
- コロッケ
など、豊富ですね。(*^^*)
おやつ系だと、
- 大学芋
- スイートポテト
- ケーキやタルト
- マフィン
- パウンドケーキ
などですね。
野菜であることを忘れそうなくらい、甘くて美味しいのがさつまいもなので、スイーツレシピと相性バッチリなんですよね。
切り方で紹介したようなスティック状にカットすれば、焼いても美味しいです。
またサツマイモを天ぷらにすると、サクッとした衣とほんのりとした甘さがマッチします。
醤油などをつけて食べてもいいですし、そのまま食べてサツマイモの甘さを楽しむのも良しです。(*^^*)
サツマイモの保存方法と保存期間
まるごとのサツマイモは、そのまま新聞紙に包んで冷暗所で保存します。
保存期間としては1ヶ月くらいですが、サツマイモは日持ちする野菜で、適温の10℃~15℃くらいで保存すれば3か月くらいは持たせることができます。
なおさつまいもは20度くらいから発芽してくるので、夏は新聞紙で包んだらビニール袋に入れて、野菜室で保存するのが良いでしょう。
(温度が低すぎてもNGなので、冷蔵庫なら野菜室が一番おすすめです)
さつまいもは生食できるの?
サツマイモの生食って聞いたことがないですが、生でも毒はないので結論的には生食はできます。
ただ、生のサツマイモというのは甘さがなく、アクも強いです。
私も一度好奇心でちょっとだけ生サツマイモをかじったことがありますが、何やらザラザラしている上に妙にバリッとして美味しくなかったです。味もあんまりなかった…(´・ω・`)
(ちなみに普通にスーパーで売っているものです)
サツマイモは加熱によって甘さが引き出されて美味しくなるので、やはり基本的には加熱調理用の野菜だと思います。
さつまいもの下処理についてまとめ
さつまいもは水洗いしたら料理に使いやすいサイズに切って、水にさらしてアク抜きします。
アク抜きはしたほうがいい手順ではありますが、やらなくても食べることは出来るので、手間に思う場合は任意で省いてもいいかもしれないですね。
なお、サツマイモは基本的に皮を剥く必要はありません。
ただスイートポテトなど、レシピによっては剥くものもありますので、この場合はコチラのページをご覧くださいね。
サツマイモをそのまま食べる手段というと、蒸し器を使ったりオーブンで焼いたりといった方法がありますが、茹でることもできます。
茹でる方法なら鍋があればできますし、上記のページではレンジでの茹で方も紹介しているので、誰でも試しやすい食べ方だと思います。
とくにレンジは簡単なので、手軽にサツマイモを食べたいときにもぜひ。(*^^*)
【関連ページ】