ご飯の賞味期限と保存方法!常温・冷蔵庫・冷凍では?炊飯器の保温の日持ちは?

毎日のように口にするご飯、お弁当に入れたりおにぎりにしたりと食事の中心となる食べ物です。

でも、「炊飯器で炊いても全部食べきれない」ってことよくありますよね。その際、どのように保存したらいいか悩むのではないでしょうか。

<今回の内容はコチラ>

  • 常温・冷蔵・冷凍での保存方法と賞味期限
  • 炊飯器で保存した場合の賞味期限
  • ┣保温の場合
  • ┗常温の場合
  • 傷んだご飯の特徴

 

夏以外の季節は短期間であれば常温も可能ですが、ご飯はおいしく保存したいなら冷凍が一番とされます。

今回はご飯の賞味期限や適する保存方法のほか、炊飯器で保存した場合の日持ちについてもまとめていきます。

どうぞご自分にあった保存方法を試してみてくださいね。

 

 

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  常温での保存方法・賞味期限

まずは常温で保存する場合についてです。

ご飯は常温だとあまりもたないので、基本的にはしないほうがいいです。

 

ですが、夏以外の季節はすぐに食べられそうであれば室温においておくのもいいでしょう。

その場合は器にもる、またはフタ付きの容器にご飯を入れてから冷まし、ラップまたはフタをします。

その後は直射日光を避け涼しいところに置くのがベストです。

 

常温の場合の賞味期限は、夏は6時間ほど、秋・春は1~2日ほど、冬は2日ほどです。

※炊飯器での常温保存でもあまり期限は変わりませんが、このことについては後半でも書いています

 

夏は少し放っておくとすぐに異臭がするので、常温はおすすめしません。

気温の高い季節は冷蔵または冷凍の手段をとりましょう。

 

  冷蔵での保存方法・賞味期限

ご飯の冷蔵保存はできないこともないのですが、ご飯のでんぷんは0℃~4℃くらいで一番劣化が進むので、味が悪くなってしまいます。

食感もぱさぱさになるので、できるだけ美味しくご飯を保存したい方にとってはおすすめできる方法ではありません。

 

ただ日持ちについての面だけを言えば、冷蔵での賞味期限は3日ほどになります。

常温よりは持ちますので、味が劣っても食べられればいい、という方には悪い方法ではないでしょう。

保存の方法は常温と大きく変わりはなく、器やフタ付き容器にご飯をもってから粗熱をとり、冷めてからラップやフタをして冷蔵庫に入れましょう。

 

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次に冷凍保存について紹介します。

保存がきいて、かつご飯を一番美味しく保存できるのは冷凍です。

 

  冷凍での保存方法・賞味期限

ご飯も冷凍可能で、賞味期限としては1ヶ月ほど持ちます。

ご飯を美味しく保存するポイントとしては「炊きたてのご飯を包むこと」です。

 

温かいご飯をラップで包むことで、蒸気を含み水分が維持されるので、解凍したときにふっくらとした美味しいご飯を食べることが出来ます。

やり方はご飯をラップに1回分ずつ(普段使う茶碗にご飯を入れてみて、その量を包むのがおすすめ)包んで小分けにし、粗熱がとれたら冷凍庫に入れます。

解凍は冷凍庫から出したご飯を、カチカチのまますぐ電子レンジで温めて構いません。

 

ご飯の冷凍・解凍については、こちらでより詳しくまとめています。

 

冷凍で美味しくご飯を保存するより詳しいポイントや、冷凍ご飯用の保存容器の紹介もしています。

冷凍保存良さそうだな~と思った方は、ぜひご覧ください。

 

  炊飯器で保存した場合の賞味期限

では、次に炊飯器で保存したご飯の賞味期限についてです。

炊飯器だと、保温機能を使った場合と、入れたまま常温で保存した場合の2パターンあると思います。

 

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  保温を使って保存した場合

炊いたご飯を温かいままにしてくれる保温モードは便利ですが、この状態のままどれだけ放置して大丈夫なのか?疑問ですよね。

炊飯器の保温機能で中のご飯が腐らない期間は、メーカーや機種にもよりますが、だいたい24時間ほどとのことです。

 

炊飯器の保温機能を使用している場合、中の温度は70℃くらいで維持されており、腐る原因となる細菌は60℃以上では増えることができないのだそう。

食べ物って気温が高いと悪くなるのも早いので、あまり長く放置しないほうがよさそうなイメージがありますが、保温機能でそうすぐに腐る心配はないようですね。

 

ただし、保温し続ければご飯の美味しさはどんどん落ちていきます

長く保温すればするほどご飯がパサパサになってきたり、黄色っぽくなってきます。

保温でおいしく食べられるのは、これもメーカーなどによりますが、5~6時間位とされています。

 

ですがそもそも保温すると炊きたてより味は落ちますので、可能であれば、炊きたてはすぐに食べて、余った分は冷凍などで保存するのが一番ですね。

 

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  炊飯器に入れたまま常温で保存した場合

次に、保温を切って炊飯器の中にご飯を放置した場合の賞味期限です。

私の実家でも(季節によりますが)1~2日くらいで消費できる量は炊飯器に入れておいて、多い分は熱いうちに包んで冷凍という手段を取っています。

 

炊飯器で常温で置いておいたとしても、通常の常温保存で紹介した賞味期限と大きく変わらないと思います。

冬場であれば2~3日は食べられるかなと思いますが、夏は1日持たないので、炊いたらできるだけ早めに冷凍や冷蔵で対処するのがいいでしょう。

ご飯が傷んでいるかどうかの判断方法は、次の項目で紹介します。

 

  傷んだご飯の特徴

  • ネバネバとして粘り気がある
  • 箸でつまむと、糸を引く
  • 異臭がする(酸っぱいような匂い)
  • カビが発生している

 

少し粘り気があるような気がするときは、電子レンジで温めてみると変な匂いがするので、確認方法のひとつとして役立ちます。

 

また、炊飯器の中で放置したご飯の場合、一部だけぐちょっとしている部分があるかもしれません。

これは炊飯器の中で発生した水蒸気が液体になってご飯に付着し、このご飯が水を吸っておかゆみたいになっているだけの可能性もあります。

この場合はとくに傷んでいるわけではないので、匂いなどチェックして大丈夫そうなら食べられます。

 

なお、口にしてみて少しでも変な感じがしたら、飲み込まずに吐き出してくださいね。(^^;)

傷んだご飯は、酸っぱいような味がしますが、普段からご飯を食べていればすぐに分かると思うので…。

 

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  ご飯の賞味期限と保存方法まとめ…ご飯は冷凍が一番

ご飯は、早めに食べられるなら常温でも保存はできますが、夏場はやめてくださいね。(本当にすぐ悪くなる)

3日ほどで食べられる量なら冷蔵でも大丈夫ですが、味は劣るのでできるだけ冷凍をおすすめします。

 

なお、ここで書いた賞味期限はあくまで目安です。

人それぞれお腹の強さも違いますし、体質的にお腹を壊しやすいとかであれば、早めに食べるのが一番です。

管理人はよほど味が悪かったり、腐ってさえいなければ、食べますけどね。(笑)

 

 

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