小松菜の茹で時間は何分がベスト?茹で方や加熱後の保存期間は?
小松菜は炒めものやパスタなどに入れることができ、栄養面も優れているのでとても便利な野菜です。
ほうれん草と同じように茹でておひたしなどにすることも出来るのですが、そうなると茹で時間はどのくらいがいいのかって点が気になりませんか?
茹で過ぎちゃってクタッとなってしまったら嫌ですし、せっかくなら食感良く仕上げたいですよね。
<今回の内容はコチラ>
- 小松菜の茹で時間と茹で方
- フライパンでの小松菜の茹で方
- 茹でた小松菜の美味しい食べ方は?
- レンジで小松菜を茹でる方法
- 茹で小松菜の保存方法と保存期間
今回は小松菜が美味しく仕上がるベストな茹で時間と、茹でた後の食べ方や保存の仕方についても書いていきたいと思います。
ぜひ今回の内容を試して、小松菜をシャキシャキに茹でてみてください。(*^^*)
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内容
小松菜の茹で時間・茹で方・下処理手順
小松菜の茹で時間は、根元と葉の部分では多少違います。
根元のほうが少し火の通りが遅いので、茎の部分から先に入れて30秒ほど茹でたら、葉の部分も沈めて10~15秒茹でます。
なので、茹で時間としては1分無いですね。
あまり小さい鍋だと茹でにくいので、大きめだとグッドです。
<小松菜の茹で時間と茹で方、下処理手順>
- 小松菜を洗って下準備する。とくに根元は土が残りやすいので、しっかり洗う
- 鍋にお湯を沸かし、塩を入れる。
- 沸騰したお湯に小松菜の根元を入れ、30秒くらい茹でる。
- 30秒経ったら全体を沈めて、葉の部分も10~15秒茹でる
- 茹で上がったらザルにあげ、冷水に取って粗熱を取る
最後の冷水で粗熱を取るところですが、ボウルなどに水を張っておき、小松菜を入れます。
茹で上がった小松菜は熱を持っているので、ボウルの中の水が温かくなる場合は、水が冷たくなるまで何度か取り替えると良いでしょう。
(なお、流水で粗熱を取るやり方もあります)
動画でも茹で方がありました。
お湯に塩を入れる理由としては、色を鮮やかに仕上げるためです。
小松菜やほうれん草などの野菜にはクロロフィル(葉緑素)と呼ばれる色素が含まれているのですが、これは塩を加えると安定するので、色を綺麗にする効果があります。
またクロロフィルは長時間の加熱には弱く、茹ですぎによって色が悪くなります。なので、茹で上がった小松菜はすぐ冷水にとることで緑色を保つことができるのです。
なので、色よく仕上げたい時はお湯に塩を加えて、茹でた後はすぐ水にさらすようにしましょう。
塩の分量としては、水の量に対して塩1~2%ほどが目安となります。つまりは水が1Lなら、塩は10g~20gですね。
塩小さじ1は6g、大さじ1で18gなので、計量スプーンで量りたい時は水1Lに小さじ2杯~大さじ1杯ぐらい入れればOKということになります。
フライパンでの小松菜の茹で方
基本的に小松菜は鍋で茹でますが、使えないときなどはフライパンで茹でることもできます。
フライパンの場合、底が浅い割に幅が広いので、茎と葉の部分は最初に半分に切って分けてから茹でるといいでしょう。
<フライパンで小松菜を茹でる方法>
- 小松菜は水洗いし、根元はとくに念入りに洗う
- 葉っぱと茎の部分を半分に切って分ける
- フライパンにお湯を沸かし塩を加える
- 沸騰したら茎の部分を入れ、20秒から30秒くらい茹でる
- 時間が経ったら葉っぱ部分も入れ、再度20秒から30秒茹でる
- 茹で上がったらザルに移し、冷水に取る
茹でた小松菜のレシピと食べ方
茹でたら、一番シンプルで小松菜の味そのものを楽しめる食べ方というと、やはりおひたしですね。
小松菜のおひたしは他の具を加えるレシピもありますが、はじめて茹でた場合は単体で食べてほしいですね。(*^^*)
調味料は除いて、他に具が必要ないのも簡単で良いです。(笑)
茹でた小松菜は、だいたいほうれん草と同じようなレシピに使えます。
例えばゴマ和えやナムルなど、さっぱりとしたレシピが豊富にあります。酢の物も美味しいです♪
おひたしに飽きたら、別のレシピも試してみるといいかも?ですね。
小松菜のレンジでの茹で方
お湯で茹でるのが面倒な時は、レンジで茹でちゃいましょう。
<レンジでの小松菜の茹で方手順>
- 小松菜は全体を水で洗い、根元を包丁で切り落とす
- 半分の量の小松菜は、もう半分の小松菜と向きを反対にして置く(加熱ムラをなくすため)
- 小松菜の全体をしっかりとラップで包み、耐熱皿に乗せて500Wまたは600Wのレンジで1分30秒加熱する
- 加熱し終わったら、小松菜を冷水にさらして粗熱を取る(ラップのまま冷水に入れて、水の中でラップを剥がしてもOK)
2は、半量を互い違いに置くような感じですね。
茹でた小松菜の保存方法と保存期間
茹でた小松菜を一時的に保存する場合は、水分を絞った後に料理に使いやすいサイズに切っておき、タッパーに並べて冷蔵庫へ入れます。
あまり長く保存しないほうが良いと思いますので、2日くらいで使い切ってください。
長期保存したい場合は冷凍もできます。
サッと茹でた小松菜の水気をしっかりと絞り、切り分けたら1回分ずつラップに包んでフリーザーパックに入れて冷凍庫で保存します。
冷凍での保存期間としては3週間くらいとなりますので、すぐに食べきれない分は冷凍が便利です。
小松菜の茹で時間についてまとめ
小松菜の茹で時間は1分以内なので、調理に時間があまりかからないのがいいですね。(*^^*)
茹で上がればおひたしやゴマ和えなど、好きなレシピにお使いいただけます。
簡単なレシピも多いですが、初めて茹でた時はぜひ小松菜単体のおひたしで食べてみてください♪
なお、茹で方については予め料理に使うサイズに切ってから茹でる方法もあります。
この場合はお湯の中でバラバラになってしまうので、切りそろえた形におひたしに並べたい時は不向きですが、和え物なら問題はないでしょう。(どうせバラバラになるので。笑)
切った部分から栄養などが流れ出てしまうのも難点ではありますが、小さい鍋でも茹でやすいことと、茹で上がった後の手間が減るというメリットがあります。なので、やりやすい方でOKだと思いますよ。
今回は小松菜でしたが、このサイトではチンゲンサイやモロヘイヤの茹で時間についても書いています。
扱う機会がありましたら、ぜひこれらのページもご覧ください。(`・ω・´)
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