キャベツの賞味期限(日持ち)と保存方法!1玉,カット,千切りでは?
キャベツは千切りにして付け合わせにしたり、炒めたりスープに入れるなど色んな使い道がある身近な野菜ですね。
でも大きいので一度に全部使い切れないこともしばしば…余った分がどのくらい日持ちするのか、気になりますよね。
<今回の内容はコチラ>
- キャベツの賞味期限・保存方法
- ┣1玉
- ┣カットされたキャベツ(1/2や1/4)
- ┗千切りキャベツ
- キャベツの冷凍方法
- 傷んだキャベツの見分け方
- キャベツの選び方
今回はキャベツの状態別の賞味期限や保存方法の他、傷んだキャベツの判別の仕方もまとめていきます。
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内容
キャベツの賞味期限・保存方法
1玉のキャベツの賞味期限と保存方法
まずは1玉まるごとのキャベツについてです。
キャベツの保存に適する温度は0度~5度なので、冬以外は常温ではなく冷蔵庫での保存をおすすめします。
(冬場も暖房がかからない場所での保存が良いでしょう)
キャベツは、芯の部分を残していると水分や栄養を吸収してしまいます。
そのため、1玉で購入したまま保存する場合は、芯を取ってから保存すると長持ちします。
<丸ごとキャベツが長持ちする保存方法>
- キャベツの芯を包丁でくり抜く
- 切り抜いた穴の部分に、湿らせたキッチンペーパーを丸めて詰める
- キャベツを、軽く水を吸わせた新聞紙で包み、ビニール袋に入れる
- 芯の部分を下にし、冷蔵庫で保存
芯をくり抜いたら湿ったキッチンペーパーを詰めることで、みずみずしいまま保存することが出来ます。
キッチンペーパーは湿らせておくことが大事なので、定期的に交換するのがいいでしょう。
キャベツの芯の取り除き方はこちらの動画が参考になりそうですね。
包丁を回しながら使うので、くれぐれも怪我をしないように手元に注意してください。
普通の包丁よりも、小さいナイフとかのほうがやりやすいと思います。
芯取りが大変な場合はこういった道具もあります。
キャベツを1玉で買う機会が多ければ揃えておいてもいいと思いますよ。
キャベツの芯をくり抜くのって、慣れていないと結構危ないですしね。(^^;)
賞味期限は冷蔵庫で保存した場合で2週間くらいが目安ですが、きちんとした保存を実行すればもう少し持ちます。
カットされた(1/2や1/4)キャベツの賞味期限と保存方法
キャベツは1/2や1/4にカットされて販売されているものもよく見かけますよね。
1玉使い切れない方は、カットされたキャベツを購入されることが多いのではないでしょうか。
カットされたキャベツの保存方法ですが、まず基本ラップに包まれていると思うので、一度取り出しましょう。
そうしたら水を吸わせた新聞紙で包んで、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。
カットされたキャベツは切り口から水分が飛んで、悪くなりやすいです。
なので1玉と比べると日持ちせず、賞味期限は1週間ほどとなります。
(1玉のキャベツも一度に全部使わないなら、カットするより葉を外側からはがして調理するようにしたほうが、日持ちします。)
切り口が黒くなってしまった場合は、その部分だけ包丁で切り取れば食べることが出来ます。
千切りにしたキャベツの賞味期限と保存方法
キャベツは千切りにして使用することも多い野菜ですよね。
千切りにしてしまうと空気に触れる部分が多くなるので、保存したとしてもみずみずしさは失われてしまいます。
なので、できればその日に食べる分だけ千切りにするのが一番です。
どうしても翌日などに使いたいときは、レモン汁を適量からめて冷蔵庫で保存するか、または水をボウルなどに入れて千切りキャベツを浸しておく方法があります。
あまり持たないので、2~3日で使い切りましょう。
まとめて切っておいて保存しておきたい、という方は、冷凍するのがおすすめです。
キャベツの冷凍の仕方は?
キャベツは冷凍できますが、食感が変わるので加熱用として保存しておくのがいいでしょう。
保存期間としては1ヶ月くらいです。
<キャベツの冷凍方法>
- キャベツを自分が使いやすいサイズに切る
- キッチンペーパーで水分をきちんと拭き取る
- フリーザーパックにキャベツを入れて平らにならし、空気を抜く
- 冷凍庫に入れる
料理によってキャベツの切り方が違ったりするので、色んな使い方をする場合は袋ごとに分けてもいいですよ。
炒め物用の袋、味噌汁などの汁物用の袋、みたいな感じで。
ジップロックにどの用途なのか、書いておくと後々わかりやすいと思います。
(なお、普段同じ切り方しかしない場合は、分けなくても大丈夫です。笑)
傷んだキャベツの見分け方
- 酸っぱいニオイ(異臭)がする
- 黒ずんでいる
- 溶けてドロドロしている
- ぬめりが出ている
先にも書いたように、切り口が変色しているだけであれば、その部分だけ切り取ればOKです。
キャベツは腐り始めると黒ずんできますが、時間が経つことでドロドロと溶けていきます。
見た目やニオイに違和感を感じたときは、食べないようにしましょう。
なお、キャベツは中心部分が紫色になることがありますが、この状態は傷んでいるわけではありません。
気温が低いと、キャベツはアントシアニンと呼ばれる色素を生成します。紫色になってしまうのはこの成分が原因です。
アントシアニンはブルーベリーなどの他の食べ物にも含まれている成分ですので、紫色になっていても問題なく食べられます。
むしろキャベツは寒い環境では凍らないようにと糖分を蓄えるので、紫色になっているということは甘くて美味しいキャベツだよ!というサインです。
キャベツの選び方
- 重さがあるもの
- 外葉がついていれば、みずみずしくて緑が鮮やかなもの
- 軸の切り口が新鮮で大きすぎないもの
- 緑色が濃いもの
キャベツは重さをしっかりと感じられるものを選んだほうが、葉が詰まっておりみずみずしくて美味しいです。
キャベツの賞味期限と保存方法まとめ
生の状態であれば、キャベツは1玉で保存するのが一番長く持ちます。
ただ、軸を切り取る手間があるので、もし手元に自信がないときは芯取りを使ってみてもいいと思いますよ。
私もあまり大きいものとか、固いものとか切るのは苦手なので、便利な調理道具っていうのは嬉しいですね。
キャベツを使いやすいサイズで保存したいときは冷凍が一番です。
加熱用になるものの、使いたいときに切る手間がなく、すぐに調理に移れるのは非常に便利です。
時間があるときにでもストックしておくといいかもですね。
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