パプリカを食べ過ぎるとどうなる?ダイエット向き低カロリーレシピを紹介!
カラフルな色合いが特徴のパプリカ、とくにお馴染みの色は赤と黄、その次にオレンジってところですかね。(*^^*)
生でも加熱でも美味しく食べられ、彩りが足りないときに重宝する野菜ではありますが、1回で食べすぎてしまったら体への影響が気になるのではないでしょうか。(´・ω・`)
栄養価が高い野菜と言われる分、栄養のとり過ぎも心配ですし、あとはカロリーや糖質もどのくらいなのかって点も知っておきたいところです。
サイズも大きいですし、1回で1個とか食べてしまうと、ちょっと多かったかな?って思っちゃいますよね。
<今回の内容はコチラ>
- パプリカを食べすぎるとどうなる?(栄養・カロリー・糖質面では?)
- パプリカを使ったヘルシーレシピ
今回はパプリカの食べ過ぎについて書いていきます。
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内容
パプリカを食べ過ぎるとどうなる?
栄養の摂り過ぎになる?ビタミンの面では?
まずは栄養による過剰摂取について見てみましょう。
パプリカの栄養というのは色によっても違うのですが、赤と黄で比べると全体的な栄養価は赤のほうが多いです。
このパプリカ、ビタミンの面でとくに優れているのはビタミンEとビタミンCです。この2つの栄養が多いのも黄色のパプリカより赤いパプリカとなります。
まずはビタミンEについてです。ビタミンEは、目安量として18歳以上の男性で6.5mg、女性で6mgとなっています。
パプリカが含むビタミンEは、100gのパプリカで黄色が2.4mg、赤色が4.3mgと、赤は黄色の倍近くのビタミンEを含みます。
では、パプリカ1個あたりのビタミンEがどのくらいなのか、という疑問ですが、以前実際にパプリカの重さを量ったことがあります。
このときのパプリカの重さを基準にしてみると、黄色が191gなのでビタミンEが4.58mg、赤が214gなのでビタミンE9.2mgとなります。
ビタミンEの耐容上限量は、18歳以上だと少なくても女性18歳~29歳の650mgとなっているので、パプリカを1個食べたくらいでは過剰にはなりませんね。
むしろ、ビタミンEって摂りづらい栄養なので、体にいいかもしれません。(^^;)
650mgをパプリカで摂ろうと思えば、赤色でも70個ほど食べなければいけないので、まずビタミンEに関しては心配なさそうです。(汗)
次にビタミンCですが、ビタミンCは1日の推奨量が15歳以上の男女で100mgとされています。
パプリカ100gあたりのビタミンCは、黄色が150mg、赤が170mgなので、余裕で摂れてしまいますね。
これがパプリカ1個なら、黄色(191g)で286.5mg、赤(214g)で363.8mgなので…おお?推奨量より多めなので、ちょっと心配ですね。
でも、ビタミンCの場合は上限量は定められておらず、余分な量は排出されるので、推奨量より多少多くとっても問題はないと思います。
ただ、1日に1000mg以上の摂取はしないほうが良いと言われます。下痢や吐き気といった症状が現れることがあるそうなので。
これに当てはめると、赤いパプリカなら1日2個くらいまでにしておいたほうが良さそうですね。
うーんまあ、パプリカって1個食べれば大分満足するとは思うんですけどね…。一人で1個って結構な量ありますよね。(^^;)
なお、ビタミン以外だとパプリカには食物繊維もそれなりに入っていますが、赤・黄どちらも1個食べるくらいであれば、1食の量としてはちょうどいいくらいです。
なので、パプリカ1個を1日に食べるくらいならむしろ健康に良い、と思っておいていいと思いますね。
パプリカって太る?カロリーや糖質・ダイエット的にはどう?
では、栄養についてはわかったところで、次に気になるのはパプリカを食べ過ぎたら太っちゃうんじゃないの?ってところですね。
ダイエット中に気になるカロリーと糖質は、パプリカの重さのページでまとめていたので、復習がてら(笑)そのまま書いちゃいます。
まずはカロリーから。100gと1個あたりのカロリーです。コチラも赤と黄色で違うので、両方まとめています。
<パプリカ100gあたりのカロリー>
- 赤色:30kcal
- 黄色:27kcal
<パプリカ1個あたりのカロリー>
- 赤パプリカ1個(214g)のカロリー:65kcal
- 黄パプリカ1個(191g)のカロリー:52kcal
お、カロリーは低いですね?1日の必要なカロリーが2000kcalだとすれば、太るどころかダイエット中に1個食べても全然問題ないのではないでしょうか。
次に糖質ですね。
<パプリカ100gあたりの糖質>
- 赤色:5.6g
- 黄色:5.3g
<パプリカ1個あたりの糖質>
- 赤パプリカ1個(214g)の糖質:約12g
- 黄パプリカ1個(191g)の糖質:約10.1g
糖質は(糖質制限中だと)1個食べるとちょっと高いかも?しれないですね。食事内容によっては、パプリカ1個を加えると糖質オーバーになってしまうかもしれません。
ただ、それは1個食べたらって話です。
糖質制限ダイエットであれば、半分にするとか工夫すれば十分食事に加えられると思います。
糖質をできるだけ減らしたい時は、赤より黄色を選ぶっていうのもいいでしょう。(`・ω・´)
カロリー的には太るってほどの量ではない感じですし、糖質としても通常であれば気にするほどの量ではありませんが、それはパプリカ単体だったらという話になります。
パプリカは、炒め物にしたりと油とも相性がいい野菜なので、調理方法によってはカロリーが跳ね上がっちゃいます。
なので、次の項目でカロリーを抑えたパプリカのヘルシーレシピを紹介しますね。
パプリカをヘルシーに食べれるおすすめ低カロリーレシピ
まずはさっぱりとして食べやすいピクルスの紹介です。
パプリカは見た目が綺麗なので、色違いのパプリカを用意して作ってみても良さそうですね~。
次に、できるだけカロリーを抑えたポタージュのレシピ。
ゴロッとした野菜スープにするのも美味しいパプリカですが、ミキサーがあればポタージュも温かくて美味しい。(*^^*)
つづいて、パプリカの彩りが楽しい具を詰めたランチカップ。
カロリーをできるだけ抑えるなら、ツナ缶はノンオイルに、マヨネーズは低カロリータイプにするなどがおすすめです。
最後に、カツオ節での和え物。具がパプリカのみなので、シンプルにパプリカだけ食べたいときにおすすめ。
料理名:ダイエットレシピ☆パプリカの簡単おかかあえ
作者:帰って来たVAN
■材料(2人分)
パプリカ(赤または黄) / 1個
かつお節 / 5g
醤油 / 大さじ1/2
酢 / 大さじ1/2
■レシピを考えた人のコメント
パプリカを極薄切りにしてあえます。
なお、ダイエット中にパプリカを炒め物にするのが絶対に駄目ってことはないです。
ただ油は多いとカロリーが上がりやすいよって話なので、きちんと油の量を量って、入れすぎないように注意すればカロリー調整もできるでしょう。
パプリカの食べ過ぎについてまとめ
パプリカは1個食べたくらいであれば、ビタミンCやE、カロリーがとり過ぎってことにはなりません。
むしろ適度な栄養摂取になって体にいいと思いますので、1個を3食に分けて加えても良いんじゃないかな~ってレベルです。
ただ糖質制限ダイエットをしている場合、1個丸々だとちょっと多いかもしれません。なので半分や4分の1くらいに留めるのがおすすめです。
なお、パプリカをお料理に使うときや、ダイエット中にパプリカの分量を知りたい時はコチラのページもどうぞ。
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